- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 富士見ファンタジア文庫
内容説明
戦場の死神クラウ・クロムが倒れ、革命軍は瓦解するかに思われた。だが、圧倒的劣勢にもかかわらず、クラウの残した叫びが、そこに込められた絶望と希望が、敵であるはずの貴族の私設兵に伝播していく。かくて戦場は混沌をきわめていた。そんな絶望的な状況を逆転させるほどの奇蹟を起こすため、シオン・アスタールは奔走する。この狂った国を変革するという理想を胸に戦う仲間たちのため、そして、いまだ牢に幽閉されているライナを救うため。ここに堕ちた黒い勇者の“はじまり”の物語は終わり、そして勇者と悪魔が紡ぐ新たな伝説が幕を開ける―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ユウ@八戸
6
作者さんも言ってるけど、ほんとに他に類を見ない大長編ラノベだなぁと。長く続いてるという意味なら他にもあるけど、こんなに冊数出てるラノベってあるんだろうか。大伝の終わりも楽しみなような、そろそろさくっと終わって欲しいような……。2013/08/27
草もち
3
本編序盤に出てきた決意表明に改めて泣き、平和な日々の回想に泣き、それが夢だった時のライナに泣きついでにあとがきで泣きました。平和な日々カムバック…2013/10/04
にょん++
1
読了。革命編完結。大伝読んでないから至る所にある接続の伏線が楽しみです。シオン、嘘吐き過ぎw 土壇場ではれるのは才能や努力故なのでしょうかね。催眠術編。フロワードとクラウのやりとり最強でした。んで、最後に良い話しの誕生日。なんだかとても伝勇伝っぽくて、気持ち良くて心がけ温まりそうなお話しでした。まずはお疲れ様です。続きも期待、応援してます。2014/07/12
セディ
1
堕ちた黒い勇者の伝説はこれで完結。シオンがなぜあのようになっていったのかがよくわかります。3人の平和の日々が戻ってくることを・・・2014/03/19
ネクロス
1
ライナの境遇とか考え方を知った上で、あの論文の書き出しをみると、年月がたつにつれて泣けてくる。タイトルが「昼寝王国を作るためには?」が。要は核武装して冷戦のようにしてしまえば良いのでは?とも解釈できる論文だけど、現場にて戦うものからすれば兵器の突き付けあいだろうと戦争は止まる。戦争を止めれば講和の道も開けるだろう。だが、それを過ぎれば昼寝してのんびりできる王国も作れるかもね。2013/09/10
-
- 電子書籍
- 最初の1台目を失敗しない! ロードバイ…
-
- 和書
- ゼロ年代の想像力