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内容説明
世界を焼きつくさんとする炎の獣が降臨した。汚染物質を糧に無尽蔵ともいえる力をふるう獣を前に、たったひとりで立ち向かおうとする人影があった。電子精霊をその身に宿し、炎の獣を倒すことを己の運命と心に決めた少女、ニーナの姿が。一方、ニーナとともに獣に立ち向かうことを望む第十七小隊のメンバーたち―フェリ、シャーニッド、そしてハーレイ。彼らの想いを受け、レイフォンは荒野を疾走る。「隊長が命を捨てる必要なんてないんです。それを止められるならば、僕たちは命をかけられる!」強すぎた少年が自ら選んだ戦い、ついにクライマックス!
著者等紹介
雨木シュウスケ[アマギシュウスケ]
第十五回ファンタジア長編小説大賞佳作「マテリアルナイト 少女は巨人と踊る」でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
maito/まいと
18
本編完結!そして祝・フェリ大勝利~まあ、終盤でのヒロインたちの関係消化や、ヒロインたちに隠された要素(メイシェンは勇気、ニーナは強さ、リーリンは家族と弱さ、フェリが未来)を考えれば妥当と言えば妥当かあ(まさかほぼMissingMailのような明確なフェリ勝利にするとは思わなかったけれど・・・)前巻までの戦闘が異次元過ぎて、今回のラストバトルがどこか空気の緩い展開でどこか拍子抜けでホッと一息(その分、結構わからずじまいで終わった要素も・・・)後日談を含めた最終巻も出るようなので、もうすこしこの作品を味わおう2013/06/20
_mogura19
11
存外にあっさり終わった。アイレインたちも出てきたし。ディックもだけど。最後はれいぽんが結局のところ通常ダイトだけで根性見せた。さらに話が終わった後にはヒロインの確定と天剣ゲット。そして新たな旅立ちが発生した。それにしても、ニーナの第一小隊での戦い方を見ていると、もとからあれをしてくれればなんらこまらなかったのに、みたいな?とこもあったな。クラリーベルがトロイヤット先生wwwに似てきてるのはわらった。2013/06/26
アウル
9
本編最終巻。フェリの毒舌にシャーニッドとハーレイが凍りついたのには笑ってしまった。スピンオフ読んでいないのでイマイチなところがあったがレイフォン達が力を合わせて敵に向かうのは良かった。最後は大体予想はしていたがフェリエンドで2人とも幸せそうで良かった。次巻の後日談と短編が楽しみ。クララはどんだけ独自路線で突っ走るのかな(笑)2013/06/21
晦夢
7
25巻は短編と後日談ということで、一応の最終巻。なんというか、案外あっさりだったな。フェリか…まぁわかってたけどフェリか…。2013/11/20
霧間
7
最終決戦的なところをなぜにあんなにあっさり?肩透かしを食らった気分で、ヒロイン戦(選?)にいたっては、もっと不完全燃焼・・・。彼女がヒロインの座を勝ち取ったとはいえ、他はどうした!?最初の最有力が描かれなさすぎ・・・。アイレインとサヤはどうなったのかなぁ、イルミもどこにいるんだか・・・。短編でかたがつけばいいのだけれど。2013/07/24