富士見ファンタジア文庫<br> ギルティブラック&レッド―VAMPIRE the 1,000,000kills

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富士見ファンタジア文庫
ギルティブラック&レッド―VAMPIRE the 1,000,000kills

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  • サイズ 文庫判/ページ数 317p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784829138885
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

「僕はたぶん―生きていてはいけないんだ」かつて“万人殺し”と呼ばれる最強最悪の吸血鬼だった罪を背負い、死んだように生きる少年・辰巳。彼の住む超深度地下都心・黄泉津は、人間と吸血鬼が血液銀行というシステムで、表向きは平和裏に共存する街。しかし…。とある偶然から“聖女”とあだ名される血液銀行の取立人・アキラと出逢う辰巳。「あなたの宿命も黄泉津の昏い運命も、まとめてぶっ壊してあげる。だから、私と一緒に戦いなさい、咎野辰巳!」高らかに宣言して、彼女は彼の手を取った―。黒×赤が夜明けを拓く、ヴァンパイア・バトルアクション。

著者等紹介

小林がる[コバヤシガル]
ライトノベル作家。第22回ファンタジア大賞特別賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひっす

3
『わるいこと』を否定する主人公と、『必要悪』である少女との出逢いが、広いようで狭い価値観に縛られ、腐った形で確立された世界をどう変えていくのか…。『吸血鬼』というジャンルは世界観を作るため。話の核心部分は『善悪』にあると感じました。主人公とヒロインだけでなく、周りのキャラ達もしっかり生きていた。キャラ個人で悩み更ける描写が結構多かったので、次巻が出たときは、主人公とその他キャラ達の絡みがもっと増えればいいなぁ、と。楽しみです。2013/06/02

じゃんく

2
読了。イラストレーターが有坂さんだったので購入。世界設定・各人の生い立ち、経済、人種、こういったところの背景事情は面白い設定だけど、設定が多くて説明不足の感。バトル方面に関しても主人公の特異性、ヒロインの特異な性質は理解できるが一巻目では流石に伏線を張ることで精一杯。設定の多さが仇になった一巻だけれど、富士見ファンタジアらしい面白さの潜在性はあるし、最近の同レーベルの中では最も読み応えあり。どこまで風呂敷が広がるか見物であり、著者と編集者次第では化ける作品にはなりえると思います。兎に角面白かった。2013/07/02

2
衝動買い。「惜しい」感じはするのだが拙さが目立って世界観に入り込めなかった。吸血鬼の吸血行為を経済に絡め、人工都市や取り立てなどのモチーフは面白いなあと思うのだが、上手くかみ合っていないような…。うーん、気になる部分もあるけど次巻も似たような感じだったら購入までは至らないかも。良くも悪くも特別賞に納得する作品。2013/06/03

登良

1
読了。吸血鬼ものとしてはまあまあな出来かと。2014/08/20

のなめ

1
血液銀行というシステムはなかなか斬新で面白かったかも。ただ色々と気になる点はありましたが……。まぁ中二的要素を求めて買って、期待通りの展開だったのには満足でした!2014/06/24

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