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こちらの商品には新版があります。
内容説明
「―トール!トールッ!!」天翔る城砦での戦いの果てに、大空へと投げ出されたトール。チャイカの叫びも虚しく、彼の生命は散った―かに見えたが、窮地を救ったのはジレット隊のヴィヴィとズィータだった。ズィータは「あなたに『お願い』があります」と告げる―。そして捕らわれたチャイカは、銀の髪と紫の瞳を持つレイラと邂逅する。彼女は「棺担ぐ姫君。貴女に『チャイカ』の真実を教えてあげる。貴女が本当に絶望できる―真実を」と言って、意味ありげに微笑むのだが…!?航天要塞“ソアラ”を巡る死闘、宿業のクライマックスへ。
著者等紹介
榊一郎[サカキイチロウ]
第9回ファンタジア長編小説大賞準入選作『ドラゴンズ・ウィル』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yobata
26
大空へ投げ出されたトールを救ったのは、同じく航天要塞を内偵中だったジレット隊のヴィヴィとズィータだった。捕らわれたチャイカを救うため共闘することになったトール達は制御している中央部を目指す。一方捕らわれたチャイカの前に現れたレイラという女性は“蒼”のチャイカであり『チャイカ』の真実を語る…。航天要塞編下巻。下巻はトールは殺人鬼リカルドとの大激戦。生物を殺すために生きている殺人狂で禁断皇帝の精神を受け継ぎ再び世を戦乱にしようと試みる青年。よくあそこまで倫理観のタガが外れた悪魔みたいなのを書けたねw動力源が→2014/04/06
sskitto0504
22
下巻ですね。かなり蒼チャイカことレイラによりチャイカの核心的な部分の話ありの、まさかのジレットと一気に動いた感じですね。少しだけの紅チャイカも何気に早い段階で再登場しましたし、一気に物語が大きくなる感じがしました。2014/06/26
まるぼろ
21
航天要塞ソアラにて起こったリカルド・レイラ編の完結まで。かつて戦争があったとは言っても多少生きやすいと言う程度の差でしか無いくらい生き物としての在り方が違って生まれてしまった3人のお話です。まぁそんな違う生き物という所を強調していたリカルド達なので戦乱の世に戻った所でまた違った所で生き方に破綻が生じていたとは思いますが、リカルドとレイラのラストのシーンなどを読んでいると…色々と難しい所ですね。そしてチャイカの方は兎も角、ヴィヴィにとっては…。次巻も早い内に読もうかと思います。2016/04/01
メロリン@5月は再読強化キャンペーン!
11
再読。航天要塞後半の話でしたが、細かな場面展開ばかりでしたが、これだけ場面展開しながら物語を違和感なく進行させるのは作者の技量の賜物ですね。後半にアカリが復活してからは更に楽しく読めました。アニメ化も決まりこれから更に注目される作品になると思いますし末永く続いて欲しい先品の1つでもあります。2013/11/24
ナカショー
10
どんどん面白くなっていきますね。ジレット隊が最後大変なことになりましたね。7巻へ。2015/04/07