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内容説明
「私はあなたを繋ぐ鎖の主。この聖堂で亡者を束ねる黒鉄の鎖。喜ばせたければ―フローリカ、と名を呼びなさい」不死の亡者―『落胤』に夜ごと脅かされる世界。“荊冠の背教者”の護法神官であるスタッグは、『落胤』討伐の任務に赴き、その命を落とした…はずだった。しかし、彼は不死の姫王フローリカの眷族として蘇らされる。聖職者でありながら、不死者となったスタッグは彼女を殺すことを決意するも、不死の姫を殺し得る唯一の方法は―彼女を愛する事で!?不死の呪縛に繋がれた時、少年は封緘聖堂に隠された世界の“真実”に辿り着く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ごぅ。
7
アンデッドもの。フローリカとスタッグの関係性、2面対局がどう崩れていくのかという予兆もありつつ。。フローリカのキャラクターが重要。。2017/12/16
シュエパイ
6
生きることのなにもかにもに飽いた眠らないお姫様を殺すため、鎖に繋がれた雄鹿の騎士が誓いを立てる。喰われて死ぬか、愛して殺すか、と。あぁ、バンシーにリッチに騒霊に吸血鬼パンダと、バラエティに富んだ化け物達が一杯で嬉しいなっ♪ロンドで楽しく壊しあうシーンがよいのですよっ2012/11/28
ユウ@八戸
5
絵師買いだけど当たりでした。キャラクターの濃さとファンタジー濃度がちょうどいい感じ。デクスターがすごいイイ。ラブコメになってもコメディになってもシリアスになっても美味しいんじゃないでしょうか、この物語。バトルシーンが私の脳内で3Dアクションゲームみたいに展開された不思議。しっかし鍋島さん、今回もいい仕事してますわ素敵ー2012/11/27
hina
3
表紙買いでした。物語もキャラの設定もしっかりしていて序盤から面白いという印象。フローリカ、スタッグの移り変わっていく心象がよく表現されているし、周りのキャラも個性豊かな面々でキャラ同士のやりとりも読んでて飽きなかった。最近読んだファンタジー系統のラノベの中ではなかなかの作品だと感じました。2012/11/26
藤崎
3
闇の眷属に対抗する教会勢力。大量の名称で縁取られ匂い立つ背景。姫君と騎士の殺し愛。永劫の倦怠を伊達と酔狂、そして諧謔で彩れば、古き良き「ファンタジー」の系譜がここにある。姫の渇望も騎士の解答も、最終的な所は保留でしたが即決されても逆に薄っぺらくなるので私的にはこれでよし。さてさて今後は、正道に進んで真実の愛を見つけるもよし、昔話に裏を仕込んで心を殺す絶望で魅せるもよし、あるいは富士見らしくドラマガでひたすらいちゃラブするバカ話な短編してくれても嬉しいし・・・と、何してくれても面白そうなので非常に楽しみです2012/11/26
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