富士見ファンタジア文庫 勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。〈４〉

左京 潤【著】

富士見書房（2012/10発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 286p／高さ 15cm
• 商品コード 9784829138120
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

勇者試験直前に魔王が倒されてしまい勇者になれなかった少年ラウル、父親である魔王が倒されて居場所が無くなった魔王の娘フィノ、ラウルの勇者予備校時代のライバル・アイリの三人は、王都にあるマジックショップで一緒に働いていた。ある日、ラウルの妹・ミュリが上京。…まさかの職場見学。しかもミュリはラウルが勇者になっていると信じていて…。「勇者のお仕事って、もっと、派手だと思ってた」「へっ？」「勇者って、ただ、戦うだけじゃないんだね」勇者と魔王の卵が織りなすハイテンション労働コメディ。

著者等紹介

左京潤［サキョウジュン］
ライトノベル作家。静岡県出身静岡県在住（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[Yobata]

兄ラウルが勇者になったことを信じて疑わない妹のミュリが田舎からラウルに会いに王都にやって来る。勇者になれなかったことをなかなか打ち明けられないラウルだが、レオンの店に仕事を見に来たり遊園地に行ったりと誤魔化すばかり。そこにフィノがミュリの先輩として指導することになり…。一方世間では魔力の《持ちしもの》の誘拐事件ご多発しており…。なんともはや…起承転結がテンプレ通りでスムーズにかつ思った通りに進んでいったねw今回はラウルの妹ミュリ襲来回でラウルが勇者になれなかったことがばれてしまう話。レオンでの仕事ぶりを→

2013/12/28

[アウル]

妹回。初っ端の手紙からガリガリ精神を削られるな。一度タイミングを逃すとなかなか本当のことが言えなくなってツライよな、それでも最後には打ち明ける事が出来て良かった。テーマパークでバイトしているスタッフのぶっちゃけトークに笑った。

2013/11/11

[まるぼろ]

今巻の内容は故郷から妹のミュリが家出してきて、それを切っ掛けにラウルが今まで背負っちゃってた後ろめたさを払拭する為に頑張ると言うお話です。昨今珍しくなってしまった正統派妹キャラのミュリが参上。うん、これはかわいい妹ですなぁ･･･ｗ そんなライバルでもない妹に嫉妬して対抗心を燃やしてしまうフィノもまた可愛いですなぁ･･･ｗ 今巻は少しアイリのターンもあった感じですが、最後はしっかりフィノが持っていった様に思えます･･･ｗ ラウルも過去の清算とド本命な剣を手に入れてこれから変わりそうな予感。次巻も早いうちに。

2014/01/16

[KUWAGATA]

実にテンプレ展開な4巻。もはや3巻のラストの段階で、この4巻のオチが想像ついてしまうという笑　ストーリーそのものを楽しむというよりは、安定の展開のなかで、フィノをはじめとしたヒロイン達を愛でるというのがこの作品の正しい読み方でしょうから、これはこれでこの作品のあるべき姿なのでしょうが、もうひとひねりくらいはほしかった気がします。しかし魔王城の全身鎧のキャラがなかなかいい味を出していて、ストーリーの何かしら関わってくるのかと思っていたら、本当にただのガイド役だったとは笑

2014/11/04

[シュエパイ]

ついに妹に、勇者廃止がばれる、っと。作者さんがついったで呟いてた、「ここで駆け付けたら、レジに誰もいなくなっちゃう！」が活かされてて超笑いましたがw トロフィーなんかなくたって、誰より立派な勇者さんですよう♪ あー、それにしてもあのトラップ床良いなぁ(笑)

2012/10/22