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内容説明
「アニメショップの店員になりなさい」高校三年生の春。庫川武詞は、可愛すぎるクラスメイト・天賀佐希に弱みを握られてしまったことで、彼女が働いている人手不足のアニメショップのアルバイトに狩り出されてしまう。ただ、そこは特撮好きロリっ娘、激烈アニソンマニア、妄想腐女子など、他にも可愛いけれど一癖も二癖もある店員たちに囲まれた異常な職場だった。しかも、成年コミックを女の子の前で仕分けするとか、これどんな拷問！？
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スズ
30
同級生の胸を誤って揉んでしまい、それをネタに彼女のバイト先のアニメショップでバイト勤務をするよう脅された男子高校生が、女性店員達と未知の職場で働くお仕事ラブコメ。学園最高の美少女である佐希にビシバシと指導を受けながら、自分の大好きな作品を皆に知ってもらう為の売り場作りに情熱を燃やす武詞の情熱が好印象。素晴らしい作品でも売れなければ返本され裁断されて処分される現実と、自分の大好きな作品を返本する作業に内心では胸を痛める佐希の気持ちがよく分かる。店員達も自分の大好きな物を売る為に工夫と努力をしていて良かった。2021/04/21
た〜
21
作者買い。中二病系深夜アニメの原作ラノベとお仕事系小説のテンプレートに極めて忠実に書かれた感じかな（でも今更すぎてアニメ化は厳しいような）。パロディーとギャグをふんだんに織り込んだのはいいけれど、話の展開が少ないかも。ギャグ的には面白いけれど物語的には昔の作品のほうが良かったような気がする2015/01/12
王蠱
14
なんというか「出力不足」で「火力不足」。他の作品をネタにするのはいいのだがそのパロディの使い方が丸出しすぎて面白さを減衰させている。これならいっそ「生徒会の一存」のように「フ〇メタ」とか伏字にするとかしてやった方が遥かにノリは良くなると思う。終盤の主人公の葛藤→反省・立ち直りもあっさりしすぎで展開に深みが足りない。2012/10/25
マギカ鍋
8
トレジャーハンターの両親に置き去りにされた武詞はクラスメートの美少女佐希に弱みも握られアニメショップでバイトを。正体不明のロリ店長や腐女子店員等が出てくるが、おとなしめでショップ業務描写も無難。一本橋とボカすが大阪の日本橋らしいのでアキバとは違う関西らしさが描かれたら面白かったかも。女性店員にボケとツッコミの両タイプを配して関西弁のヲタ掛け合いとか。取材を生かした裏話やシビアな部分ももっと欲しいトコ。武詞のスキルも生かされず残念。ただ普通に拘る武詞がバイトを通じ個性を生かす生き方に目覚める観点は面白い。2013/05/30
Sleipnirie
8
「普通って、石ころみたいなものだよ」 なにげなくいつも日本橋へ行ってるけど、こういう視点もちょっと面白い。2012/12/19
