富士見ファンタジア文庫 だから僕は、Ｈができない。〈９〉死神と思い出

橘 ぱん【著】

富士見書房（2012/09発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 286p／高さ 15cm
• 商品コード 9784829138076
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

“特異者”を探しに人間界にやってきた、死神界の令嬢リサラ。良介に出会い、美菜という親友を得て、数々の事件を乗り越え、そして今、親友と同時に良介への想いを自覚して―。動き出す恋に戸惑い恐れるリサラとは反対に、次第に良介に対して積極的になる美菜。「いいよね。リサラ。私が良介くんに告白しても」美菜の恋心を支えるのは、良介との幼い頃からの思い出と、いまも続く良介の優しさ…。そう。あの雨の日も、いまと同じように優しくしてくれた。この青い傘は、思い出の傘―。切ない恋心があふれる、抑圧系エロコメディ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[砂糖と塩]

ドラマガに収録されたエピソードを集め、書き下ろしの会話パートで繋いだ短編集。ドラえもんの秘密道具っぽい話やら、会話と擬音だけで構成されたショートコントやら、なかなかにバラエティ豊かでした。個人的には男子三人集まって、ヒロイン達にコスプレしてもらうならどんなのがいいかを延々論じ合うだけの話が、ひたすらナンセンスで良かったですねー。良介の妄想って、ヒロイン相手に鼻息荒く繰り広げられてる時はチト引くんですが、男同士だと、相手のリアクション込みで、能天気な馬鹿馬鹿しさのみが際立つ気がします。

2013/12/12

[朝夜]

本編完結まで読んで気づきました…この巻を読んでなかった事をｯ!!(ﾏﾃ 短編集だから気づかなかったんだ!!!(ﾀﾞﾏﾚﾖ まぁ､だいたいﾄﾞﾗﾏｶﾞで読んでたので大丈夫でした｡ 最終巻でﾘｻﾗとｲﾘｱがわかりあってたのが謎の超展開かとこの話があったんですね ﾌｪﾁ前回の短編集でしたが8巻の後にこの巻を読んだ方はつらかっただろうなぁ…

2013/08/25

[Yobata]

ここにきて短編集か…。買おうかどうか迷ってしまったよ（笑。妄想話がほとんどだったね。マンコカパックパーティがもっと活躍して欲しかったな。まあ本編を進めてくれ（笑

2012/09/30

[ユウ@八戸]

みとうとう美菜が…と思ったら、短編集でした。なんだよもうあらすじに騙されたよ！なので期待して読まないように。エロコメとしてはいいと思いますけどね。フェチ度高し。妄想な会話だけの回とかフェチフェチしてますよ。口絵見開きとか赤くてびっくりしましたよ。リサラが大して好きじゃない私には赤いだけだがな！せっかく短編集なら、それぞれのヒロインをもっとピックアップしてほしかった。おもしろいけどいつもどおりだし…

2012/09/22

[KUWAGATA]

短編集。まあいつもどおりな内容。

2014/03/19