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内容説明
恵怜菜との縁を結んだ佳奈美だったが、依然として“周りを不幸にする体質”は改善されないままだった。焦る大吾をよそに、佳奈美はずっと学校を休んでいた隣の席の女子・飯原由美と出会う。勇気を振り絞って佳奈美は彼女に話しかけるが、なんとなくよそよそしい態度で逃げられてしまう。そんなある日、由美の正体を知った佳奈美は驚く―「初めまして。わたしは飯原由美―芸名はＹＵＭＩといいます」今度の“縁”の相手は人気アイドル！？相手が芸能人だろうがおかまいなし！妹のためならたとえ地の中スカートの中！？超シスコン兄が巻き起こす、暴走と愛に溢れた妹ラブコメ第２弾登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カインズ
7
【主人公が暴走しすぎな気が】前巻ではそれなりにまともだと感じていた主人公が、この巻では他人にかなりの迷惑をかける行動を取るようになっているのに違和感を覚えました。一応、理由は説明されますが流石にやりすぎだろと感じてしまいました。とりあえず、一年Ｄ組には主人公を副会長から解任する権利が有ると思います。ストーリーでは、今回アイドルの由実が登場。妹と彼女との縁を取り持ちつつ既存ヒロインの掘り下げをするといった感じ。でもまぁ、シスコン＆ブラコン兄妹の間に漂う空気が一番甘いんですけどね。ラストでは、物語が動く気配。2012/05/19
シュエパイ
6
まだまだ続くよ友達づくり、っと。・・・よほど個性が強くないと、この子の友人って勤まらないんだろうなぁ。最後の解決の仕方はどうなんだってきもするけど(笑)あー、そして災いを呼ぶ神様きたる、ってとこで次巻かぁ2012/05/27
KUWAGATA
5
なんとも評価のしにくい作品。妹のためなら周囲に迷惑をかけて憚らない主人公はペラい上に痛い。勝手に誤解して下級生泣かせて謝罪なし、ライブ会場で停電騒ぎを起こす、そういう暴走はちっとも共感できない。友達作りを、体質改善のための「手段」にしているのもちょっと…。人と人の付き合いって、そういうもんじゃないでしょ？ あと、ミコトの設定が全然活きてなくて、完全に主人公のパシリ。完結予定の次巻に向けて、ようやくストーリーに絡んでくるみたいだけど…。切ってもいいですが、次号で最後なので、そこまではお付き合いします。2012/07/10
デート・ア・ライブ
4
１巻に比べて、作者さんのキャラクターの扱いも安定して、掛け合いも、面白しろくなって来た ブラコンの佳奈美ちゃんカワイイなあ、もうこの兄貴は「シスプラス」の兄ちゃんかｗ 以外に、捨ておけ無いのが志保さんの恋心なんですよ、暗黒拳ｗ発動する乙女心も○。 物語は折り返し地点で佳奈美ちゃんに取り付いたミコトさんの妹も顕現して不穏な事態に… 後書きで次巻で完結だそうです、打ち切り言ってる馬鹿がイますが、ほっといて。 ダラダラ続けばいいてもんじゃないプロット、恵令菜ちゃんのフラグどうなるのか、次の物語が楽しみ。 2012/05/26
無銘
3
シスコン兄貴がブラコン妹のために奔走するシリーズ2巻目。掛け合いは実に楽しいが、兄貴の暴走っぷりがちとやりすぎな気が。由美を巡る騒動の最終的なオチはいい話風味にまとまってたが、途中のコンサートのくだりとか、さすがに周囲の迷惑を顧みなすぎで引く。ラストは緊迫感溢れる引き。次で完結だが、どうなるやら。佳奈美は言うまでもないが、志保なんかもしっかり報われて欲しいなぁ。2012/09/10
