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内容説明
「俺の名はジェスター。遠からず“ジェスター・ザ・ルースター”の二つ名で有名になる予定の男さ」世紀末のフランス。パリに留学中の美大生、レミー・ボガートは、ひょんなことから“アルフライラの秘宝”と呼ばれる魔法の遺物“銀の指”をめぐる事件に巻き込まれてしまう。そんな時、彼は自らを“ルースター”と名乗るジェスターという男と出会う。彼から“魔法”の知識を学んだレミーは、大富豪・ロッシュオーが所有するアルフライラの秘宝の展示会へと赴く。そこへジェスターを名乗る人物から「秘宝中の秘宝“天使の卵”を頂きます」と予告状が…。雑賀礼史が描くアクションファンタジー、開幕。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みるく
1
モノクロはともかくとして、カラーイラストがいまひとつ性に合わないかな?中身もいまひとつピンとこないのだが、さて、どうしたものやら ...。ソルバニアだの、星詠みだの、厨房係だの出てくるものだから、海坊主は慶一郎、占い師が大介のイメージになってしまった ...。2012/06/12
reachout
1
昨今のラノベの流行とは随分と乖離しておりますけれども、雑賀礼史らしいイロモノトンデモ展開が待ち受けているのは確実です、大人しい流れで本番は二巻かな2012/05/26
inazakira
1
キャラが立ってるしテンポよく読めてなかなか好印象。ただ主人公に血反吐吐かせておいて「続く」ってのはひどくね?2012/05/22
硝翅
1
雑賀礼史というと闇鍋なイメージだけど、これはずいぶん上品だな……いや、十分怪人は出てるけど(笑) ソルバニアやら星詠みやらと聞き知った単語は多いので、早くはっちゃけることを期待。しかし……12歳のヒロインにさらりと「脱ごうか?」と言っちゃうボガードはマジ紳士な!?(簡易評価:VS2)2012/04/27
nawade
1
★★☆☆☆ ほぼ二年ぶりの新刊?あとがきが大人しくなっている。そして、スタイルが全く変わってしまっている。あれだけ癖の強い作家だったのに、この本を読んだだけでは雑賀礼史を連想することは難しいことだろう。このが功を奏するか否かは次巻以降の展開を待つとして、このシリーズはダブル主人公で進めるのかな?でも、やはりもう少しはっちゃけたところがほしい。2012/04/19