- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 富士見ファンタジア文庫
内容説明
彼女は美人だ。それもとびきりの。あのフェリ・ロスを抑え本年度のミス・ツェルニに選ばれてしまうかもしれないくらいの。だけど彼女はちょっぴり―いやとても、変わってる。学園都市ツェルニの話題をさらう彼女。メイシェンのケーキ屋で働いていて、入学後告白された人数すでに推定7人。彼女曰く、「告白された全ての男性とお付き合いをしているつもりです」つまり七股。「しかしながら、恋愛に関する嗜好書を読んでみても、恋愛感情というものが理解できません」つまり、変人。ツェルニ一ズレた、彼女の隠された秘密とは!?―。
著者等紹介
雨木シュウスケ[アマギシュウスケ]
第15回ファンタジア長編小説大賞佳作「マテリアルナイト少女は巨人と踊る」でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめありす@灯れ松明の火
26
19から続けて。さすがにもう展開を追うのが苦しくなってきたか、と思っていたけれど短編集なので。あと、いつの間にか世界設定が詳しく書いてあるようになってちょっと便利。レイフォン達が2年生になったあとの小噺をいくつかまとめて。いつの間にかナルキが招待を本当にやめちゃっていたり、会長が本当に世代交代をしていたり、月日の流れに驚きました。ハーレイが珍しく全面に出張ってきた話が面白い。壊されたり用途が限定されたりしている武器を作り続ける彼らは、一体どんな気持ちなのかなと、前線で戦う者だけが戦士な訳ではない、物語。2012/10/21
KEI
8
購入。だから、このタイミングで短編集とかやめてくれっての・・・。補足の内容としては悪くないんだけどさ。ヴァティが人間観察しに来てるなんて、「スプリング」〜「オータム」の間でわかってるんだから、わざわざ書き下ろしてまでやることじゃないし。やっと舞台に立った人間をしっかり描いてあげようよ。どうせなら「ウィンター・フォール」同時刊行ぐらいして欲しい。2012/04/28
_mogura19
6
短編。もー、飽き飽きというかんじも(>_<) 個人的にはハーレイの話はよかったな。キリクの台詞がよかった。あと、おまけのアルシェイラとユートノールのヘルターちゃんの話、カナリスまだ少女。ユートノールは今はほら、リーリンがいるけど。時系列的に、アルシェイラの子供が居ないことに違和感が……設定的にどうしようもないけど、血族ドライな夜は苦手だなw もしかして、あれリーリンの出生秘話!?なのか……? つぎこそ本編のみたいよ!2012/07/24
和尚
6
短篇集、そして学園都市からやたら世界が広がった後、進展あまり無し。面白いんだけれど、新刊出るたびにストーリーを忘れそう、それでも最初の勢いで買い続けるしかない。うまく着地点があることを切に願います。2012/04/28
maito/まいと
6
番外編その2。ハーレイやナルキ、フォーメッドなどサブキャラメインの話は、ここのところ出番がほとんどないだけに嬉しい限りなのだけど、それ以上にヴァティ短編がものすごいことに(爆)前巻のフェリ祭りに続き、今回はヴァティファンにはたまらない一冊でしょう。次巻はようやく本編に戻るようなのでこちらも楽しみ♪2012/04/20
-
- 和書
- 傍聴者