富士見ファンタジア文庫<br> おおコウスケよ、えらべないとはなさけない!〈2〉

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富士見ファンタジア文庫
おおコウスケよ、えらべないとはなさけない!〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 325p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784829137437
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

「勝った方が、津賀昴介を自分のものにできる」6月、体育祭の季節。殿村クララが、2年前に消えた親友・天野井螢とそっくりな宮沢彗に、正々堂々と申し込んだのはそんなトンデモナイ勝負だった。勝手にネタにされて黙ってられない昴介だったけれど、この修羅場が予想もできない斜め上方向に発展!?そして昴介は、彗と螢をめぐる“たったひとつの真実”にたどり着く…。「…あまのい?天野井、なのか?」“究極の選択”ラブコメ。津賀昴介が選び取るのは、天野井螢と宮沢彗、はたしてどっちだっっ?―。

著者等紹介

竹岡葉月[タケオカハズキ]
『ウォーターソング』(コバルト文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KUWAGATA

15
完結。何げに主人公にどっちかを選んで欲しくないと思ったのはこの作品が初めてかも。蛍も彗も、比べようがないよね、いろんな意味で。女性作家らしい、抑えの効いた淡々とした筆致の掌の小説。登場人物がみな愛すべき人たち。非常によい読後感でした。だがしかし、P69の挿絵は、これはもう反則だろう。え、なに、これってアリ(笑)!?2013/10/10

ミモザ

8
★★★★☆ 想い人の帰りを待ち続けた昂介、ついに天野井との再会を果たす。良かったね、昂介。結局、宮沢=天野井だったわけで、要は二重人格だった。ありきたりなオチだったが、イイ話だったので満足!ってか、話のまとめ方が気に入った。天野井の人格の復活で、宮沢は消えちまったか…。と思いきや、あっさり再登場。なんじゃそりゃ!?とか思いつつも、宮沢が逝ってしまって、昂介がまた残された側になる、寂寥エンドにならなくてホッとした。結局、二人から告白された昂介はどちらか選べないわけだが、これはこれでハッピーエンドなので満足!2013/05/18

524

7
☆9 作者 竹岡葉月 本好きな少女「螢」。螢の失踪後に現れた瓜二つの少女「彗」。二人の少女に出会った少年のラブコメ。なんか巻数的には打ち切り臭いのだが、これは間違いなく良作。まさに青春ラブコメって感じですわあ。すべて読み終わった後になら「このオチは無難」と思えてしまうが、読んでいる最中はグイグイ引き込まれる世界観と、どちらに転ぶかわからない展開でそんなことが全然気にならなかった。短いながらも必要な描写を経てのエンドに満足。【お気に入りキャラ:天野井螢】2012/04/23

マッキー

4
途中からの彗が切なすぎて・・・・・・・。やっぱ、竹岡さんはこういう心のひだを波打たせるようなお話が上手だと思います。できれば、じっくり3巻まで行ってほしかったけど、これはこれでいいお話でした。次は、タイトルもよく考えて、SH@PPLE越えでお願いします。2012/05/01

無銘

4
瓜二つの二人の少女の間で揺れ動くラブコメ、2巻目にして完結。思い詰めた末にハジケちゃった殿村とか、彗と蛍の真実とか、割と予想外で楽しめたが、いかんせん急展開すぎる。もう少しじっくりやってくれてもよかったんじゃないかな、とちょっと思う。話の落としどころとしてはいい感じでしたが。2012/04/22

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