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内容説明
俺には一歳年上の幼馴染がいる。彼女の名前は涼風せしる。「柊一君、私は今日ノーパンだよ」「ぶっ!!」「どうするね?」「…殴りますよ、先輩」エメラルド色の瞳を持つ夢のような美少女で、見ての通り変態で、そのうえ天才でもある。高校入学早々も、“ハーレム団”の結成を宣言。止めようにも「ふんふん。抵抗されると逆に燃えるよ」と先輩の嗜虐心に火をつける事を熟知している俺は、とりあえず付き合うことに。しかし、そんな怪しい部活をぶっ壊すべく品行方正と名高い完璧系女子・水谷詩緒里が立ちはだかり!?天才系変態ヒロイン・せしる先輩の暴走に巻き込まれる俺と彼女の明日はどっちだ!?ドタバタ青春ウザカワラブコメ誕生。
著者等紹介
山田有[ヤマダユウ]
第1回ネクストファンタジア大賞銀賞「スノウピー、見つめる」でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カインズ
8
【方向性が分からない】ハーレムをやりたいのか純愛をやりたいのか、どっちつかずという印象。キャラクターは、魅力的である。せしるは、突飛な性格ながら可愛らしく、推理もそれなりに説得力があった。努力家ツンデレの水谷もつんけんした物言いと裏腹の優しい性格が素敵。この魅力的なキャラクターをストーリーが活かせていない気がする。ある事件で主人公が幼馴染みのせしるを信じないというのは、疑問が残る展開であった。ラストの異能バトルは、不要だったと思う。ハーレム団員の出番とラブコメ分が増やされることを望む。2011/08/26
Makos
6
読了。変態先輩っていうけど、天才だしまともなところもある。それ以上に変態だけど。彼女、正統派なツンデレ努力派ヒロイン。個人的にはこっちの方が好みだったかな。正直なところ最後のバトルの存在意義は謎。タイトルに堂々“1”って入ってるし、今後への伏線にでもなるんだろうか。ただ個人的には正直このまま天才vs完璧プラスハーレム団員の構図でラブコメしてくれてもいいんだよなぁ。色々突っ込みすぎてシナリオが破綻しないことを望む。今のところ僕の好みな感じに進んではいるので次巻に期待、ということで。2011/09/06
SSS
4
こんな幼馴染がいたら毎日退屈しないんだろうな~。 せしるはただの変態・天才じゃ無く、行動の理由が常に主人公のためと、すごく優しいから大好きです。2011/08/20
無銘
4
せしる先輩も可愛いが詩緒理もいいキャラしてます。そして、ラストのバトル展開みたいなのよりもラブコメ方向に力を入れて欲しい。2011/09/25
KEY
4
山田有さんの新刊。スノウピーとは違って全体的に明るい感じなのですがスノウピーの世界観に慣れてしまっているため少し違和感が… デートのシーンはとてもよかったです。2011/09/20