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内容説明
レイフォンは跳んだ。「わたしたちが最強だと、証明するのです」フェリの言葉が胸を熱くさせる。いつだってそうだ。その言葉で背を押してくれた。だから、跳べる。迷うことなく。ニーナの秘密。戦うべき敵の正体。謎を追い白炎都市メルニスクへ向かったレイフォンとフェリを待っていたのは、レヴァンティン。戦いの果てにレイフォンは遂に見つける。何の為に戦うのか、その理由を。一方、槍殻都市グレンダンには旅の一行の姿があった。「狙うは―天剣」。戦いは、いよいよ最終局面へ。
著者等紹介
雨木シュウスケ[アマギシュウスケ]
第15回ファンタジア長編小説大賞佳作「マテリアルナイト 少女は巨人と踊る」でデビュー。広島県在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
YO-HEY@紅蓮ロデオ
7
この世界の根底の敵に向かっていく。みんなが目指す敵を見定めて。学園臭は無くなったけど、このシリアス展開も大好きだよ。レイフォンはいつ天剣クラスの武器を手に入れるのかな。。。2012/01/04
和尚
5
少し忘れかけてたんで17巻から読みなおしたけど、いつの間にやらフェリエンドに…とおもいきやまたリーリン?そして最後は走って天剣もささっと与えて佳境に進むわけですね。2011/08/22
_mogura19
4
ここ最近になく、れいほんが前向きになっている巻。そこですでに感激した。サイハーデンの技がとんでもないというか、対人で学生相手につかえないなって実感した……連弾の修行もあるけど、ハーレイ・キリクの努力の一説が心に染みた。 グレンダンの話、リーリンの葛藤と焦り、ニーナのじい様の終焉、アルシェイラの態度。なんとなく、でっかい失敗が来そうな予感がする。 ヴァティは葛藤の結果をメイシェンに伝えてから行動に出たところがひっかかるなぁ……報われていいっていうパターンでいうならヴァティもそうだよ。2011/08/29
こんこん
4
天剣やすーい。そしてこれが揃うことに果たしてどんな意味があるのか。誰もが超人めいていくなか、シュターニアさんがなごむ。2011/08/23
梅みかん
3
今までで一番面白かった。レイフォンは本当に鈍感だけど、初めて行動に恋心が見えて面白いし、二人して最強の証明をしようとしたり、とにかく楽しかった。レヴァンティンとメイシェンのシーンは少し切なかった。2016/07/29