出版社内容情報
建築・街・地域という物理的構築環境をより人間的な視点から見直し,建築・住居系学科のみならず環境学部系の学生も対象とした新趣向を提示。〔内容〕人間と環境/人体のまわりのエコロジー(身体と座,空間知覚)/環境の知覚・認知・行動
【目次】
1. 人間と環境
1.1 人間にとっての環境
1.2 人間の視点から見た環境のとらえ方
2. 人体のまわりのエコロジー
2.1 身体と座
2.1.1 姿勢から物的環境の資質を読む
2.1.2 行動セッティングとアフォーダンス
2.1.3 身体を支持する多様な環境
2.1.4 身体支持点の時間的変化
2.2 人間のまわりの空間
2.3 空間の視知覚特性
2.3.1 距離の知覚
2.3.2 容積の知覚
3. 環境の知覚・認知・行動
3.1 空間図式と環境の知覚・認知
3.1.1 環境の空間的機能
3.1.2 空間の知覚・認知
3.1.3 建築空間の認知
3.1.4 空間図式の性質
3.1.5 空間図式と建築図面
3.1.6 方位の空間図式
3.1.7 空間認知能力の発達
3.1.8 空間図式の構造
3.2 wayfindingのとらえ方
3.2.1 wayfindingの分類
3.2.2 プロトコル分析による都市空間でのwayfindingの研究
3.2.3 wayfindingのモデル化とコンピュータシミュレーション
3.2.4 「わかった」と「とりあえず行動」
3.2.5 wayfindingにおけるスキーマ
3.2.6 比喩としてのwayfinding
3.3 環境と行動
3.3.1 避難行動と建築計画
3.3.2 火災時の人間行動
4. 索 引
【編集者】
高 橋 鷹 志, 長 澤 泰
西 出 和 彦
【著者】
西 出 和 彦, 橋 本 都 子
萩 原 一 郎, 日 色 真 帆
横 山 勝 樹, 渡 辺 秀 俊
内容説明
本書は個人の身体空間や知覚空間におけるP‐in‐Eの諸相を分析したものである。
目次
1 人間と環境(人間にとっての環境;人間の視点から見た環境のとらえ方)
2 人体のまわりのエコロジー(身体と座;人間のまわりの空間;空間の視知覚特性)
3 環境の知覚・認知・行動(空間図式と環境の知覚・認知;wayfindingのとらえ方;環境と行動)