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内容説明
イグナシスの野望により都市は次々に消滅、暴走したナノセルロイドは異獣へと変貌し、人々を襲い始める。アイレインは囚われた“茨姫”サヤを救い出すため、残されたわずかな大地を駆け抜ける。サヤ―ニルフィリアによく似た少女。けれど、まったく違う魂を宿す少女。そしてアイレインは、遠い未来を視る。気弱な少年が感情を殺し必死に戦う姿を。荒れ果てた大地の上、移動する都市で必死に生きる彼らの姿を。それはサヤがおこした奇跡。ならば、それを見守るためにこそ自分は存在しよう―「鋼殻のレギオス」へと続く前世譚、堂々完結。
著者等紹介
雨木シュウスケ[アマギシュウスケ]
第15回ファンタジア長編小説大賞佳作「マテリアルナイト 少女は巨人と踊る」でデビュー。広島県在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
YO-HEY@紅蓮ロデオ
13
アインとサヤの物語が終わりました。レギオスの物語の骨格を見せて頂きました。今後はレギオスをもっと楽しめるでロウな。2010/09/07
紅羽
3
アイレインとサヤの物語の終着点。何とも壮大なお話でした。ここからレイフォンの物語へ受け継がれていくんですね。つい先日本編を読んだばかりなのにまたシリーズを振り返りたくなってきました。2013/10/06
_mogura19
3
これが本編でよかったんじゃないか?ってくらい、バックグラウンドとして完結してしまっている……この後、れいほんたちのお話につながっていくと思うと壮大すぎるだろーと思ってしまった。うーーーーーん。これだと、本編のオチがどうなるのか、スケール的な意味でよくわからんようになってきました。2012/06/13
愕天王
3
そして時代は鋼殻に。いろいろと繋がりましたなぁ。鋼殻だけでも十分楽しめるけど、世界観を理解するにはこちらも必読ですね(世界観が素晴らしい作品なので、どのみち必読ですが) 謎は未だ残りますが、少なくとも矛盾が出る終わり方では無かったかと。ただまぁ、止めましょうって。パラレルとか平行世界とかの単語は控えましょうってw別空間はまだしも、収集がつかなくなりますよwレギオスという作品のゴールを、作者がどこにもっていくかも見物ですね。今後が楽しみ。しっかし深遊さんの絵は反則。表紙に見惚れたのは私だけでは無いはず。2011/02/25
でーたべーす
2
前巻まで読んでつまらんとか、本編ほど面白くないとか、盛り上がりにかけるとか言っててごめんなさい。土下座します。完璧にして最高の鋼殻のレギオス創生の物語。緻密に貼られた伏線が一挙に開放されるこの盛り上がり、見事としか言いようがない。本編にまで伏線を貼ってるとかマジ凄すぎ。まさしくレギオスの神話と言っても良い素晴らしい物語でした。2011/11/04