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内容説明
深夜の公園。薄暗い街灯の下。その少女は静かにたたずんでいた。メイド服を着た完璧な美少女。だが左目を覆うアイパッチがその美しさに歪さを加え、幻想的な雰囲気を醸し出している。「イチノセ・クロウですね。貴方の身柄を確保いたします」そのセリフと同時に、赤い鎖が、玖郎を貫いた―!人間の遺伝子を書き換え、感染者に超人的な力を与える未知のウイルス“レネゲイド”。その中でも特に危険と目される希少かつ新種のタイプ“ウロボロス”に感染した高校生・一ノ瀬玖郎を狙い、力に魅入られた者たちが動き出す。望まぬ力を得、望まぬ戦いを強いられる玖郎…。超人たちの悲しき戦いの行方は。
著者等紹介
矢野俊策[ヤノシュンサク]
小説家兼ゲームデザイナー。代表作にTRPG「ダブルクロスThe 3rd Edition」、小説「アリアンロッド・サガ」シリーズがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
warimachi
2
前巻に続いて敵側のキャラクターの方がよく書けているというのが「らしい」というか。2019/05/04
ねぎ
1
正しいと思い込んでいる邪悪について。ジャームという存在のおそろしさがよくわかる内容。一見歪んでおらず、理想に向かって邁進する。その姿が切なくもあり、恐ろしくもある敵を通じて自己の迷いを振り切っていく。2014/08/17
Hirapon
1
1巻、2巻とストーリ構成は悪くない。しかし前巻もそうだったけど、各キャラクターの感情表現が足りず、文章からテンションが伝わってこない。あつらえたストーリー展開の通りに各キャラクターが動かされている感じで、なんだか芝居の下手な役者ばかりのドラマをみているよーな気持ちになる。こう…あらすじ読んでるよーな印象なのだ。陽菜の内心をもっと描けばいいキャラクターになると思うんだけどな。2011/03/19
登良
0
もうちょっと掘り下げてくれればなぁ。次巻はいらない2014/07/18
にのまえとか辺見とか
0
何故他人を助けたいのか、についての掘り下げができていて興味深かった。2014/05/09
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