富士見ファンタジア文庫 竜谷の涯の旅人たち（デューン・ランナー）―ザ・サード〈９〉

星野 亮【著】

富士見書房（2010/04発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 372p／高さ 15cm
• 商品コード 9784829135181
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

「そろそろだね」砂上戦車の風防越しに空を眺め、少女はうん…と伸びをする。なんでも屋の少女・火乃香は、仕事で砂漠行に出ていた。相棒は、金髪の青年・イクスと機械知性体のボギー。加えて、幼い兄妹・ティモシーとマリカが同行していた。目的は、霧の谷の向こうにあるリルロックに、兄妹を送り届けること！そんな旅の途中で、火乃香たちは一人の男と出会う。彼は、火乃香たちと同行しての谷越えを願い出るが…。白い霧が厚くのしかかる峡谷を抜けて、火乃香は無事に兄妹を送り届けられるのか！？長編『ザ・サード』装いを新たに登場。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[タカユキ]

HEAT撃つボギーが格好良過ぎる。　いやーいかにもザ・サード！って感じで最高でした。

2010/04/20

[ゲシャン]

火乃香のもとに行政局から”砂漠で保護された子供２人を故郷の谷に送り届ける”という依頼が舞い込む。MJチームの一人"レフティ"、今まで何度も登場した旧世界の兵器"ファントム"、ハデスの死後少しずつ登場してた旧世界の兵器を収集している謎の組織。色々と入り乱れるなあという感じ。ファントムが人と共存して生きていこうというと意志を持ったってところがザ・サードらしい話だと思いました。火乃香が会ってないMJチームは残りジャンヌだけか。あ、パイフウと同じだ

2012/10/21

[warwolf]

やっと手に入った…やっぱり星野さん好きだなあ…個人的にはドンパチがもうちょっと見たいのでパイフウさん出演希望。後、絵師さんを元に戻してください（今の人も嫌いじゃないけど…）

2011/02/26

[こんこん]

最近火乃香のポテンシャルが上がりすぎている気もするけど、それはそれとして空気はいつものザ・サード。どれだけ強くなっても、火乃香は火乃香。そして、砂の海はいつも、砂の海。

2010/08/17

[はいむ]

別れ、死、それを乗り越えて生きるということ。人が一人で生きるのではなく、周りの全てに助けられて生きている。それは当たり前の話なんだってこと。あと大佐がしぶい。

2010/06/25