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内容説明
「あなたたち人間のことも、TVで観て概要はよく知っているの」と彼女は言った。澄んだ瞳で僕を見つめ、遠慮なく分析する。「戦争が大好き。基本的に不条理。傾向として変てこ。…でも、見ていて飽きないの。つまり、知的好奇心を刺激されるの」―とびきり可愛くて、勇敢で、クールな女の子、スノウピー。彼女を異世界から連れ帰ってしまった“僕”は、部屋を提供したうえ、同級生になった。知的好奇心旺盛なスノウピーがまっさらな目で見つめる世界は、僕にとっても新鮮なことばかり。だけど、小説家志望の可香谷さんはなぜかおかんむりで…。女の子って、難しい!不器用な僕と彼女の第1回ネクストファンタジア大賞銀賞受賞作。
著者等紹介
山田有[ヤマダユウ]
『スノウピー(1)スノウピー、見つめる』で、第1回ネクストファンタジア大賞銀賞受賞。同作でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダクヲス。
7
人間でもない妖精でもない「スノウピー」という種であるスノウピー(これは名前)、あるきっかけで出会った主人公とスノウピーが織り成す日常モノっぽい物語。個人的には好みの作品だったかな。「」がないところでも話し言葉が進んでいる独特の文体をしていてこれがあまり感情を表に出さないスノウピーらしさを表していたと思います。ラストは裏を返されて「ん?」となったけどいい終わり方だった。続きもあるようなので読んでみましょう。2014/03/31
KEI
3
購入。狐印さんの絵は良かった。それだけ。2010/04/17
タカユキ
2
ベタというか普通。ちと説教臭さが鼻につく。2010/03/20
nanashi
2
多用される比喩表現にイラッとした2010/03/18
そうじろう
1
登場人物が少なく読みやすかった。可香谷さんが、いい味出してた2013/08/20