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内容説明
「ここにいるか?それとも、一緒に逃げるか」少女はついていく、と決めた。青年は少女を守る、と誓った。それが二人の間で交わされた契約。はじまりの―約束。資源戦争により荒廃した大地を捨てた人類は、オーロラの壁“オーロラ・フィールド”により分断された、限られた空間で生きることを余儀なくされた。ゼロ領域に消えた妹を捜す、絶界探査計画メンバーのアイレインは、施設にいた妹そっくりな少女、サヤと出会う―。狂気に駆られた研究者チーム“アルケミスト”、滅びゆく世界の行く末。全てのピースが重なる時、物語は一つの螺旋を描き出す。「鋼殻のレギオス」に繋がる、始まりの物語。
著者等紹介
雨木シュウスケ[アマギシュウスケ]
第15回ファンタジア長編小説大賞佳作「マテリアルナイト 少女は巨人と踊る」でデビュー。広島県在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
神太郎
14
鋼殻のレギオスの前日譚。どうしてあのような世界になったのかがこれを読めばわかるとのこと。どちらかというと、学生生活も織り交ぜながらの本編に比べるとかなりシリアスでSF調がより強まった感じ。本編も本編でかなり世界がディストピアですが、こちらのほうが本編より深刻そうなのですが…。ここからどう本編へつながっていくのか。こちらの乾いた雰囲気も嫌いではありません。2014/12/31
ささきち
2
感想無しを埋め埋め。鋼殻のレギオスの前日談でありアイレインとサヤが活躍するのが本作品なのですよ。久しぶりに読み直したから思ったけど最初のラミスが本当に可哀想だな、文字通り命だけは助かったけどそれ以外の家族とかは全て失った状態で最後にアイレインが言った言葉がなかなかに酷いものですわアイレインが気づいてないからこそ言えた発言…だと思いたいね。本編の方の恋愛が正直糞だからこそこっちのアイレインとサヤの2人が尊いですね!恋愛感情では無いけれどお互いに大切な存在だと認識しているのがええよな〜続きが楽しみだ。2012/12/30
ひびの
2
全然鋼殻のレギオスとは違う話だった。どうあの世界観と繋がっていくのかな2017/09/28
セリカ
2
本編より面白かった、本編を読んでなくてもこれ単体で楽しめる。イラストもこっちの方が上手いし。世界観も良いと思う。ヒロインも会話こそ少ないが魅力的。次巻にも期待できる。2015/09/28
YO-HEY@紅蓮ロデオ
2
読みづらかった…面白かったけど読みづらかった。これ読んだら、少しは本編の謎も解けるんでしょうかね。2010/04/18