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内容説明
「もうすぐ全てが叶い、全てが終わる」古い古城の一室に、魔王タカサキ・カルマの静かな声が響く。レーベンシュアイツを襲うかつてない危機。もはやこの国を救えるのは魔王を倒すことが出来る勇者のみ。人々の希望を託された勇者タカサキ・アリサ、盟術師アステナ、戦士ウタ、遊び人マキナの四人は長い冒険を経てついに魔王城に辿り着いた。「よくここまで辿り着いたな。しかし、もう終わりだ」「…私は、あなたには負けません…っ!」レーベンシュアイツの運命を決する戦いが今、始まろうとしていた。またもや予想を裏切る今度は本格ファンタジー編だっ。
著者等紹介
橘公司[タチバナコウシ]
東京都在住。第20回ファンタジア長編小説大賞準入選作『蒼穹のカルマ』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
METHIE
10
もう表紙の段階でバカバカしい話だということは分かるが、 旅行に行きたいがために、職場をやめて就職先を探すカルマだったが、 アダルトビデオに出演しようしたりするがやめて、魔王に見出されて就職するが、魔王の力を乗っ取り、金を手に入れようとする。 一方アリサはエア化を防ぐために薬を飲もうとするが無くしてしまい、 それを手に入れるために勇者として活躍する(聖剣が折れた出刃包丁)という、書いているだけで読んだ時の虚脱感を思い出してしまうバカバカしい話である。 2014/08/02
KUWAGATA
10
カルマの変態性が、ついに目覚めたかのような4巻でした。この巻も含めて、毎巻まるで全く別の作品を読んでいるかのような違和感に、作者さんも相当方向性に苦心されているんじゃないかと勝手に推測していたのですが、ここに来てようやく進むべき道が定まったのでしょうか。この巻から、一気に面白くなっていました。3巻までは我慢ですとアドバイスをしてくださった二人の方にも感謝感謝です。ただ、ここまではカルマアリサよりも、周囲のキャラの方が生き生きと躍動していて二人の存在が埋没してる感じ。この先、その辺の改善を望みたいですね。2012/10/14
KEI
9
購入。相変わらず酷いなぁ(誉め言葉?)。それでも上手いことストーリーを進めてくるから切れない。さりげなくヒント(答え)だして来るところが憎らしい。次巻は三谷原と一緒にストーキングですかね?2010/04/20
雨ヨ@感想後まわし;
6
さて世間ではデート・ア・ライブなこの時期にカルマ。てか相変わらずぶっ飛んでるなぁwちょい昔のRPGを小馬鹿にした感じがたまらん。やったよね、他人の家捜しwそしてめちゃくちゃやってるようで何気に話を畳もうとしている!凄いです!何だろう…次巻何が起きてもいいや感。2013/04/26
Hail2U
6
三巻まで我慢だという他の人の声を信じて四巻目。うん、グッとよくなっている。ファンタジー世界との決着もついたし、魔王様が合体して変態プレイに興じていたし。やっぱりカルマさんは変態なときが一番輝いていますね。8/10点2012/08/23