富士見ファンタジア文庫 漂う書庫のヴェルテ・テラ〈２〉

川口 士【著】

富士見書房（2010/02発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 285p／高さ 15cm
• 商品コード 9784829134894
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

『聖堂を、倒したい』かつて心に決めた誓い。そのために星導を極める。世界を滅ぼすことすら可能になる、究極の星導術を。究極の星導術が記された「五賢七書」を求め、万巻の書と呼ばれる口の悪い少女レジィナと旅を続けるジグウォルは、刺客に襲われる。目的は一体何なのか？今は“聖堂”の敵となったジグウォルを狙ってのものなのか？敵の狙いを測りかねるジグウォルの前に、密命を帯びた聖堂騎士リシェルが現れる。共に旅をするはめになった３人だが、レジィナとリシェルはジグウォルを挟み、事あるごとに火花を散らすことになり―。

著者等紹介

川口士［カワグチツカサ］
第１８回ファンタジア長編小説大賞受賞「戦鬼」でデビュー。東京都在住（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[コウ]

ライタークロイスもそうだったけど、女同士のぶつかり合いが怖面白い。ただ、イラストで脱力。

2010/02/26

[tooka]

割とさっぱりというか、曖昧な目標や行動を好まない登場人物たちなのでドロドロした人間模様や葛藤がない。だから個人的にはジグウォルがなぜ「五賢七書」を集めるようになったかすらさほど気にならない。「まぁ頑張って」くらい。恋愛模様を中心に描いていくことになるのかな。同じ本を読んだ者同士の会話なんて素敵な題材とは思うんだけど、もっと惹きつけられる描写が欲しいな。その点、宣伝文ネタは良かった。

2011/12/18

[soundsea]

正直イラストのパンツ成分がいらない……しかたないんだろうけどいらない

2010/07/29

[SHI-NO]

地味な印象はさらに薄れて段々よくなってきてるので嬉しい（個人的に）。でもなんだか急速に終わろうしている空気が。打ち切りはかんべんしてね。★★★★

2010/02/28

[猫殿宰相]

女同士のぶつかり合いは魅力的だが、何故モテるのか分からないハーレム具合とヒロイン個々の魅力もイマイチと言えなくも無いんだけど、この作品で何よりも微妙なのはイラストだー！！と声を大にして言いたい。

2010/02/28