富士見ファンタジア文庫 １×１０ 藤宮十貴子は懐かない〈２〉

鈴木 大輔【著】

富士見書房（2010/01発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 285p／高さ 15cm
• 商品コード 9784829134825
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

「藤宮、ひょっとしておれのこと好き？」一条天馬は、恐る恐る訊いてみた。いつもツンケンしていた藤宮十貴子が、あのコレットとの一戦以来なんか変だった。その、なんだか自分に対し妙に優しい。だから訊いてみた…のだが、「あなたはひょっとして頭が悪いのですか？」勇気を出して口にしてみたのに、結果はこのありさま。そのうえ、十貴子のファンクラブにボコられるわ、彼女の友達に呼び出されてスゴまれるわで、天馬の日常はどんどんメチャクチャになっていく。その事態を脱するため、彼が案じた作戦とは？迷宮に入りこむ学園ハード・ラブコメディー、加速。

著者等紹介

鈴木大輔［スズキダイスケ］
『ご愁傷さま二ノ宮くん』で第１６回ファンタジア長編小説大賞佳作を受賞。同作でデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[はる]

少しずつデレてきた料理作ってくるシーンは良かったな途中の印象悪くする作戦の主人公きつかったわ良い感じのラストからの落ちが良かった面白かったです。

2020/06/05

[ろびん]

滅茶苦茶可愛くて、そしてほんとどうしようもないなあ……。

2018/09/18

[KUWAGATA]

まあまあ。相変わらず最良の暇つぶし要員。ストレスのたまらない文体と内容がありがたい。逆に言うと、引っ掛かりがなさすぎて少々物足りない。まあ色々考えるほどの作品ではないのかもしれない。

2014/07/02

[洋佑]

うわー十貴子が、めっちゃいじらしい。めっちゃじれったい。一番近くにいるのに、添い遂げられないのは辛いわなぁ。しかも、絶対の夢と約束を破られそうになるんだしなぁ。それに、読者の立場だから山田さんの気持ちも、ものすごくよく分かる。あと、最後の終わり方、なにあれ？ただじゃぁすまないんだろうとは思ったけど、あれは吹いた。次巻が楽しみすぎる。なんか、世界1になったら、殴ってアンドロメダまで吹っ飛ばすという、意味の分からないオチを想像した自分に切なくなった。

2010/02/05

[スパーク]

１巻同様、キャラもストーリーも非常に面白かった……が、やはりアンドロメダに行くのは無理でした(笑) 制約の誓約、普通考えたら変更不可なんじゃないの？

2010/01/28