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内容説明
世界を滅ぼすことができる力を持つ、“罪人竜の息吹”を偶然呑み込んでしまった詐欺師バーン・フラットランド。ほらを吹くと炎を噴くという詐欺師にとっては致命的な体質を治すため、今日も竜徒の少女アーティアと旅を続ける。そんな折、巨大企業『アビスパス』の陰謀をつかんだ二人。だが、バーンが呑み込んだ“罪人竜の息吹”は突如暴走を始め、命の危険を感じた彼は“アビスパス”に自ら囚われる。一方、バーンと別れたアーティアは、傷付いた心と出生の秘密を抱えながら、生まれ故郷ノルグの里へと帰っていた…そんな中ついに動き出す黒幕!ヘタレ詐欺師一世一代の大ボラは炸裂するのか!?イケメン詐欺師の純情ラブコメついにファイナル。
著者等紹介
坂照鉄平[バンジョウテッペイ]
昭和61年、東京生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆらゆら
2
なんだ、ただの名言詰め合わせじゃないか……かっこいいじゃないかこいつら!いやキャロりん男前すぎだろ。というかもうキャロりんしか見えないんですよいやアーティアも可愛いですけどね!キャラクター全員に見せ場があって大変楽しかった。2010/10/06
Punix
1
素敵な了ではありました。バーンの大法螺というか、アーティアの嘘の方がインパクト大きくて、バーンの嘘の影が薄い!w バーンとニグログルフュの対決の状況が今ひとつ理解しにくかったのがもったいなかったな。あと、キャロりんが可愛くなりすぎです。正直ココまで出張ってくるとは思っていませんでしたが。コレはコレでイイ話になりそう。2010/03/07
なりた
1
最終巻。すっかり騙されたラストでした。3巻を読んでからかなりたつので設定とか前巻までの内容とかが所々あやふやだったけれど、それでも十分楽しめた。やっぱ主人公はヒロインのピンチにちゃんと現れないと。ノルガンディアは娘を嫁にだす父親みたいな感じ? キャロりんにいいように振り回されるミロのお話とか読んでみたいかも。他にも開拓護衛団の人たちとか老師さんとか脇の登場人物もお話をかんじられるなぁと思うのだけれど。次回作とかは決まっているのでしょうか。★★★★★2010/01/02
niwaniwatori
0
ファンタジー定番の世界の危機が目の前に迫り、もう詐欺師が口先でどうにかするような状況じゃないだろうという状況がずっと続くので、このシリーズならではの面白味が全体的に薄かったのが残念。そのぶんラストがガツンと響いてきたのだけど。2013/05/08
鑑真@本の虫
0
最終巻。 とりあえず、シリーズを通して、最初から最後までノロケだった。 ただ、ラノベの方向性が今以上に多様だった時代の程好い廚二臭さがあって、なかなか楽しめた印象。 今回はラストということもあり、名言や迷言が満載だった。 キャロりんが特にカッコ良かったが、やはり一番はアーティアのあの大法螺。 そして、ラストのデコチューは、二人とも初々しくて、萌えてしまう。 耳を澄ませば、「イー・ハー」と聴こえてくる気がする。 そんな終幕だった。2014/05/15