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内容説明
「ファナ。ラトキスは見つかる。絶対に見つけるんだ」シンは強い決意を胸に秘め、拳を握った。皇帝の血を唯一受け継ぐ存在として、故国レシェク帝国へと拉致されてしまったラトキス。仲間を助けるために旅立った、竜と心を通わす少年シンと神官見習いの少女ファナ。そして、行動を共にする神竜のソル。彼らは、死の空気に覆われ、廃墟と化した辺境の街を訪れるのだが…。目覚め始める神竜の力。そして、その力を受け継ぐ竜族に隠された謎とは！？新たなる力をめぐって蠢く勢力。シンはラトキスを奪還できるのか？冴木忍が描く、竜をめぐる物語。ここに完結。
著者等紹介
冴木忍［サエキシノブ］
第１回ファンタジア大賞にて『風の輪舞』にて佳作受賞。その後コンスタントに作品を発表。ファンタジア文庫、角川スニーカー文庫にて活躍（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひのえ
2
なるほど、この急展開。これが「大人の事情」という奴か……。デウス・エクス・マキナが待っていた。もう少しね、土台というか、下準備が欲しかったな。2015/04/04
枝毛
1
面白かった…前作よりも1冊少なかったけど、読み終えたときの充実感は充分だった。概ねハッピーエンドだったのも良かった。全巻のあとがきで言っていた、脇役のスピンオフなども読んでみたかったなあ。時代の流行りではないのだろうけど、冴木忍さんのお話好きです。2020/11/23
reddevil
0
結局、人間が一番怖かったってオチか…。でも最後はちょっとついて行けない気がする。2012/01/06
chie
0
途中から出てきたヒスイが重要人物になるとは思わなった。「大人の事情」ってことで仕方ないけど、もう少し長く、じっくりと書き込んだ冴木さんの作品を読みたい。2011/09/17
岡谷
0
あと一冊分欲しかったよねえ・・・・残念2011/07/09
