富士見ファンタジア文庫<br> 影執事マルクの手違い

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富士見ファンタジア文庫
影執事マルクの手違い

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  • サイズ 文庫判/ページ数 333p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784829133361
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

ヴァレンシュタイ家の新米執事・マルクは優秀だった。柔和な笑顔にスマートな身のこなし。よく気がついて知識が豊富。「マルクさんって、何でもできるんですね!体は弱いけど」素朴に感心する使用人たち。うら若き美貌の主・エルミナも無表情ながら満足のご様子。だが本人だけは不本意だった。私はなぜ「おいしい紅茶」なんて淹れてるんです!?山犬の精霊“クフ・リーン”を使役する「影使い」の暗殺者が、なぜ!?―なぜ?それは、強大な精霊に守られたエルミナに返り討ちにされたから。絶対服従を強いる「空白の契約書」にサインしたから…。風変わりな主と執事のコミカル・バトラー・ファンタジー。

著者等紹介

手島史詞[テシマフミノリ]
第19回ファンタジア長編小説大賞佳作受賞作「沙の園に唄って」でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紫鈴

14
苦労人で能力者であるマルクが受けた依頼は、暗殺。しかし相手にあっさり無効化され、なぜか執事の契約書を交わしてしまう。破落戸と関わったりしている割には、独白も丁寧語だったりと、マルクの性格の良さがにじみ出ててほのぼのします。ちょっとラストの戦闘に「なんとなく」多用しすぎた感があり。☆32017/10/03

ダージリン

13
男性作家が書く「執事もの」・・・こんなに微笑ましく、ひょうひょうとした味わいで驚きました。まだ謎を多く含んでますが、次巻も読みたいと思いました。2010/05/05

真栄📖【本意外活動停止します。もう、何もかも疲れました】

12
これ無茶好きで読んでたのですが続きがなかったのでもし続きがあれば又見たい!

のれん

9
読みやすい文体にコメディチックで憎めず愛でたくなるキャラ、そして因果応報というか悲しませない展開が非常にほっこりさせる。現在まで貫かれる手島作品を代表するシリーズ。 説明でチョイとした悪役にまで、その顛末が幸せであると描くのは過剰かもしれないが、それだけに今作に嘆きは似合わないということか。 部下のために孤高に立つ主人とさの傍に寄り添う新米執事。ちょっかい出すマスコット影犬もいて、完璧な布陣。次巻もニッコリしながら読めそうだ。2020/11/01

みや

9
マルクのキャラが好き。思慮深いようでいて抜けてるとこがなんともいえない。他の登場人物も一癖も二癖もありそうで、今後の展開が楽しみ。2014/04/15

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