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内容説明
私立碧陽学園生徒会―そこは、会長をはじめとする美少女メンバー四人が集う楽園だが、唯一の異性にして汚点が存在する。その汚点…え、大黒柱って言え?まあいいやどっちでも…副会長の杉崎鍵には、誰も知らないもうひとつの顔があった。過去にドラゴンマガジンに収録された短編に加え、杉崎の女・金・闇の仕事があばかれる衝撃の書き下ろし作が、ついに登場!…なんて一応言ってみたけれど、実際のところは、色々なところで地味に宣伝活動をしてきた生徒会の相も変わらぬ日常会話を惜しげもなく詰め込んだ、嬉しいんだか嬉しくないんだかわからない短編集です。「もとから短編じゃん」なんて言わないで、ね。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
norstrilia
24
番外編といいつつ、やっていること自体はほとんど変わらない、そんな一冊。本編同様、とにかく読みやすく、軽く、たまに深く。どうしても生徒会メンバーとの掛け合いになってしまう本編と違い、クラスのメンバー、杉崎の家・・・と作中の世界観が広がったのは、この番外編ならではかと。まあ、結局出てくるキャラ、全員ぶっ飛んでいるのですが。なんというか、日頃の息抜きに最適な、そういう意味で尊い存在のシリーズです。2016/10/21
Yobata
22
一存シリーズの外伝シリーズ。表紙はコスプレ。今回は会長inブルマ。生徒会メンバー同士を中心とした話ではなく、生徒会メンバーと他の碧陽の生徒との話が中心となっている。ドラマガ等のメディアミックス化の話は若干くどい気もした。しかし、中目黒キタ━(゚∀゚)━!そして宇宙姉弟も登場w!巡の空回りアイドルと守の精度の低い超能力キャラ。あの中途半端な微妙さ加減が果てしなく一存っぽくて面白いねw中目黒もモ腐~状態になり始めてるしww二年B組話も面白いwあとは林檎の天然暴言話と杉崎の鞄の秘密の話。まぁアホだねぇww2012/08/21
とら
21
番外編となので書いてる人の生徒会への視点も違うし、ずっと引き篭もってた生徒会室からもやっと脱出。新キャラも結構いて、全員良い人。今までとは違う一面が見れて面白かった。2011/04/03
とら
19
短編集であるがそもそも普段が短編なので結局いつもとやっていることは変わりないのはご愛嬌。しかしいつもの舞台、生徒会室から出て、色んなところで話が動いてくれるのでこれは面白い。物語要素が少し普段より強いかも知れない。というか個人的にだが、今までの中では一番面白かったですはい。新キャラとか、あと名前だけ聞いていて存在は知っていたけど本編では登場しなかったキャラとかが出たりとか、語り部が変わったりだとか、過去話だとか…うむ、この、「黙示録」の方もこれから楽しみである。まだこっちも七巻残っている最高。2015/10/26
わたー
18
番外編ということで、舞台こそ生徒会室から飛び出しているものの、やっていることはほぼ本編と変わりない内容で非常に面白い。寧ろ、企業編がないぶん、こっちの方が純粋にコメディだけを楽しめるまである。出オチだった中目黒や、宇宙きょうだいなどの杉崎のクラスメイトたちの話も読めたのも良かった。
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- 洋書
- 1985