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内容説明
「わたしたちのことを、忘れないで」再会したリーリンが、レイフォンに渡そうとしているもの。それは、レイフォンの育ての親であり武芸の師でもある、デルクが託した錬金鋼だった。しかし、デルクの「許し」の証ともいえるそれを、レイフォンは拒説する。思い悩むリーリンだが、レイフォンもまた、行き場のない思いを抱えていた。その頃、ツェルニにはまたもや非常事態宣言が発令されようとしていた。都市戦が行われる中、ひそかにツェルニに潜伏中のサヴァリスは、うろんな男と接触する。そして、さまざまな思惑がツェルニに集い、動き出す―。恋も物語も、かつてない劇的展開へ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いくら丼
5
……本日はこれを読む時間以外、ひたすら画面を見るのに時間を費やしていたため、読んでいて少しずつ正気を取り戻していけてありがたかったです。うん。明日は画面を抑制します。……やっぱりサヴァリス様が出てくるとやる気が上がるな。多分、あの方の思考って単純極まりない分、無駄が削ぎ落とされるのかもしれない。んー……そんな程度の感想しか出てこない自分がやっぱり悲しいので、集中力を上げるべく、なりふり構わず行動する。2022/06/21
YO-HEY@紅蓮ロデオ
5
やっぱこの巻は無駄にいろんな情報を薄めて小出しにしているせいで、水増し巻の印象になる。次巻ではねると良いです。2014/02/14
こも 零細企業営業
4
ディックて誰だよ?アレ?読み飛ばしたか?2019/05/29
maito/まいと
4
怒濤の展開。レイフォンとリーリンとの関係は、これまでの感情の行き先に一定の決着が付いて、現段階で正妻確定状況。他のヒロイン達も、なんとなく二人を見ながら自分の先を模索している一方で、迫ってきている嫌な予感。レイフォンとサヴァリス、ニーナと廃貴族・そして狼面衆、リーリンと謎の痛み、さらには汚染獣に女王にグレンダンと、一気に伏線が破裂したかのような状況。変わっているのは、この手の場合主人公が鍵になっていることが多いのだけど、今のところ関わり薄し(涙)かなり先にならないとこの状況理解できそうにないなあ。2009/02/19
セディ
4
養殖湖に休暇にきたレイフォンたちの様子がおもしろい!これぞ青春かもw天剣授受者もどんどんでてくるし、2度目の都市戦もあります。リーリンの血筋もわかり、これからレイフォンとの関係も変わってくるのでしょうか。女王最強です。2010/06/20