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内容説明
アザリン救出作戦より3年、銀河は平和だった。地球とラアルゴンの間には停戦条約が締結され誰も彼もが平和を満喫していた…ようにみえた。が、我らがタイラーはその平和を退屈でしかたがなかった。そんなときに地球、ラアルゴンの宇宙船が行方不明になる事件がおこり始めた。双方とに敵が行っていることと思い、停戦条約は破棄され泥沼のような戦争が再開されたのだ。惑星連合軍首脳部でゴタゴタはあったもののついにタイラーは出撃。永遠のライバル、ドムと一戦まみえる機会を得、退屈の日々から解放された。だが、これは巧妙に仕組まれた罠であった。地球とラアルゴンが危ない。はたしてタイラーはこの罠を撃ち破ることが出来るのか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
豚山田
10
本作の魅力の一つが登場人物を大切にしている所でしょう。戦記物の特性として本作も人物の多さと時間の流れの速さは止むを得ないのでしょうが、思い返すと置いて行かれてしまったキャラが殆どいない事に驚きます。前巻のチョイ役と思っていたキャラも含め万遍なく見せ場を作ってくれている。作者の愛のなせるワザでしょう。また未来に期待を持たせてくれる所も良い。新キャラ登場に「いずれ○○になるとは知る由もなかった」的な表現が多く、しかも時間軸が長いので本当にそこまで書ききってくれる所が嬉しい。脇役を応援し甲斐のあるシリーズです。2014/04/16
洪七公
2
既読本1990/07/11
お~い
1
昔読んだ本
ひびの
1
新たな敵の登場。アザリンとは仲良くやって欲しい2019/08/28
青海老
1
主人公が子持ち!! ってだけでドキっとする年齢になって参りました。じゃじゃ馬とかも宇宙兄弟のライバルとかは子持ちだったけど、主人公が途中で子供生まれて、ってケースはいいなぁ。主人公の成長が伺える、というか成長せざるを得ないんですよね。次巻にも繋がるけど、もう父の背中が厚いのなんのって。いいなぁ、と思う。それにスペースオペラの味付けですよ。正直スペースオペラならなんでもいいとかいう感性なのかもね、私。子持ち観点で言えば、ロッキーも途中からそんな話になってたな。2017/08/15
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