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内容説明
我らがタイラーと宇宙軍の男性全ての憧れの君、ユリコ・スターがシリーズ開始以来3巻目にしてついに結婚。新婚旅行に…といきたいところだが、帰還命令が下ってしまった。暴走した新造戦艦「信濃」の破壊を命じられたタイラーはいつものごとく鼻歌混じりで出撃したが、なんと民間船を誤って撃ってしまい、作戦にも失敗したため、責任をとらされ2等兵に降格になったのだ。それもそのはず「信濃」には自我を持ってしまった人工知能と打倒タイラーに燃える元ラアルゴン帝国宰相ナクラ・ワングが手を握っていたのである。さらにワングはラアルゴン皇帝ゴザ16世を人質に取りドムをまで脅迫するのであった。果してタイラーはこのピンチを乗り越えてワングを倒すことができるのか。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
豚山田
8
再読。中学生の僕を本好きに巻き込んだ自分的名著の三冊目。というよりここからが本シリーズの本当のスタートと言った所です。惑星連合宇宙軍(タイラー側)で秘密裏に建造されていた全長1.3km!もの史上最強の巨大戦艦が人工知能の暴走により反逆。宇宙全体の脅威となりつつあったが、肝心のタイラーは味方の奸計に嵌るなどして二等兵に降格、しかも獄中の身…絶体絶命の状況からの大逆転は本シリーズの華ではありますが、それがやっと始まったのがここからです。改めて読むとご都合主義は否めませんが、気持ちの良さは褪せてません。お勧め!2014/04/04
洪七公
1
既読本1990/01/31
お~い
1
むかしよんだほん
ひびの
1
アザリンが可哀想。そしてユリコさんは有能。いい奥さんです。電子合本で読んでいるのですが、初期のイラストが欲しかったなと後書きを読んで思いました。初期のイラストの七三のタイラーのほうが味があって好きです。2019/08/27
青海老
1
いやもうスペースオペラにSFが入って、超イイ感じです。かませの再利用とかも最高。キャラクターが全部わっかりやすいし。やっぱこういうパロディ小説はわかりやすくなきゃあね。独自性を出そうとするとそこで固まっちゃうのよ。エンタテイメントはエンタテイメントで割り切って欲しいとこね。思想は思想。エンタメはエンタメ。同居もできるけど、こういう好きなことだけ書きましたってのはそれはそれで、唯一無二なのよ。頭からで読めてサイコー2017/08/14