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内容説明
「ゆかり、レミソの恋人は“はちどり”に乗っているのだよ」トラブルによって地球への帰還が不可能になってしまった小惑星探査機“はちどり”。その救出ミッションを提示されたとき、マツリは不自然な積極さで賛成する。一方、実験的に過ぎるそのミッションをいったんは拒否したゆかりだったが、マツリが告げたあまりに「非科学的」な理由によって、事態は思いもよらぬ方向へと進むことに…(『魔法使いとランデヴー』より)。厚さ2ミリの宇宙服に身を包み、ロケットガールズは今日も宇宙に舞う。書き下ろし表題作ほか、短編3本を収録した待望のシリーズ最新刊、登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あなほりふくろう
13
三村が顔パンパンなのはよくあることだろう(違) 短編3本と書下ろし中編、どれもゆかりの姉御肌っぷりがいかんなく発揮されてます。邦夫くん、可哀想の押し売りにムカつく気持ちは分かるけど、だったら強くならなくちゃな。ラストは「はやぶさ」帰還をまんまネタにしたエピソード。これだけですでにアツいのに、しっかりハード。ラストまでタリホが絡むかとか笑ってる場合じゃない。捕獲してからの帰還ミッションに無茶だろうと思ったら、あとがきで早合点しないでと叱られた...マジで?2013/08/27
okaka
4
大気圏突入のくだりは燃えるが、まわりの大人達は胃袋が何個あってもたりないよなあこりゃ。2011/05/01
† mpwレイン †
3
【図書館】ついに最終巻。短編集。やはりラストの話は「はやぶさ」好きな私としてはメチャ面白かった。この本が出たのが8年前…はやぶさはまだ帰路の途中…最後まで目が離せなかった展開も似てますなぁ。野尻さん凄い!2016/08/18
咲庵@しあわせ運べるように
3
あとがきが大人しい。そしてSF要素よりもコメディ要素が多いかな。それでもはやぶさ救出計画は複雑すぎて、どんな理屈かよくわからんかった。絶版は勿体無いと思う。2011/02/12
あわうみ
3
はやぶさの偉大さが改めて分かった。2010/09/10