- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 富士見ファンタジア文庫
内容説明
私の中は、カラッポだ。この街で“オメガ”と恋するために、女子高生になって。対天使兵器の自分が天使を倒すこと以外、何ひとつ上手くできないコトに気が付いた。来夏さんのように笑うコトや、高天原師匠のように恋愛を応援するコト。人は、色んなコトができるって初めて知った。戦うコト以外は無意味だと思っていたけど。今は、そうじゃないとわかる。でも、このままの私じゃ何もできない。だから、ソヒカ。おまえと一緒の学園祭で、手に入れたいものがあるの。殺すために恋をして×死ぬために愛し合う、世界のための契約の“恋”。私はそれが、イヤ―じゃないかもしれない。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
PSV
19
学園祭。雰囲気的には、穂信の古典部シリーズのカンヤ祭をさらに賑やかくした感じかな。ノリが、いかにもラノベですよーって感じで、まあ割と好き。明るめの巻だったので、あまり主人公にイライラすることは少なかったし、にゃみもたくさん出てきたのでそこらは良いのだけど、やはり最後にはボクらをイライラの渦にたたき落とす、主人公の誠体質(注)には驚きを禁じ得ない、ということで、次巻はますますイラッとしそうだZE! ★★★☆☆ 注 = スクールデイズ参照2013/01/12
ym_
3
一歩進んでしまったら五歩下がる…つもりで進んでいるのが主人公。やっとおもしろくなってきたなぁ。2010/05/30
月雨あずき
2
こういう日常に最後のあの展開・・・こうなってくると盛り上がってくるね♪ 次巻も楽しみ2011/01/13
タカヒロ
2
またも、サクヤとの距離が縮まった……と思ったのですがそう簡単には進まないようですね。にゃみちゃん、来夏、微とライバルの多い中で天使から人々を守るだけでなく「恋」のほうもどうなるのか気になりますね。それにしてもサクヤは初登場時に比べてかなり成長したよなあ。2010/05/13
あおいたくと@灯れ松明の火
1
ほのぼの巻。挿絵の雰囲気が可愛いタッチ多くて、コスプレの女の子並んでるのが特に可愛かったかな。イヴがいつも密を足踏みさせてるのが、だんだんもじもじ。あれでもなんで、中学卒業で終わらなかったんだ…?2014/05/08