富士見ファンタジア文庫 約束いんぽっしぶる―となりのあの娘は狙撃兵

六甲月 千春【著】

富士見書房（2006/05発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 300p／高さ 15cm
• 商品コード 9784829118245
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

僕こと山田怜央は登校中に女の子とぶつかった。で、その女の子は―。顔、メチャ可愛い。スタイル、まるでモデルのよう。パンツ、青のシマシマ（ワーイ）。太もも、でっかい拳銃。えー！！けんじゅうっ！！？？ラブコメは無理だと判断した僕は瞬時に逃げ出した。彼女は「待て！」と叫んでましたが、もちろん待ちません。しかし、転校生だった彼女に学校で速攻見つかってしまって大ピンチ！彼女に睨まれてビクビクと怯える僕。そんな僕に彼女は突然抱きつくと、こう言ったのです。「約束を守りに来たぞ」と―。幼い日の約束を果たすため、最強の兵士となって帰ってきた女の子と、そんなことは綺麗に忘れてた男の子の、甘く危険な学園ライフの行方は。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Makos]

あまりここに批判的なことを書くのは好きじゃないけど、正直なところ読むのに疲れる本だった。むしろ苦痛だった。買ったから最後まで読んだけど。後書き曰くショートショートから膨らませたらしくその影響かもしれないな。ただ何というか展開にまったく付いて行けない、世界観が最初から最後まで謎、主人公に全く感情移入できない。視点が突然飛んで読みにくい。さすがに美沙のあの性格はない。等々。僕には全く合わなかった。作者は何か勘違いしてたのかな、と思わず思ってしまった。

2011/06/21