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内容説明
「そ、そ、空飛んでる!」目を開けると、地面がぐんぐん遠ざかっている。浩二は仰天した。浩二を支えているのは、巨大ペンギンが引くソリ。それを引く主は、金髪の超絶美少女だった!クラリスと名乗る彼女は、修行のため日本にやってきた見習中のサンタだという。彼女と偶然出会った幸運な(不運な?)少年・桐生浩二は、晴留矢高校二年生。宿なしのクラリスは、浩二の家に居候することに。「一宿一飯の義理」から、浩二の恋を成就させてくれると言うが―。一度も恋をしたことがないクラリスは、イブまでに「好き」を勉強すると堂々宣言。美少女サンタが聖夜に巻き起こす、ときめき☆ラブ・クライシス。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のれん
10
ヤマグチノボル氏の方向転換作の一つ。 トレンディドラマのような臭さがあるけれどそれがなによりも魅力的な作風とは別のラノベらしい純正ラブコメ作。 ただ、この後にゼロ魔が生まれたと考えるとコメディタッチについての是非を考えさせられる。 内容については好きという理屈を超えた感情の表現が薄味だったかなと。関係性や設定は悪くないのに、ラブコメ最大の魅力の爆発力を抑えてしまっている。その失点が魅力を隠してしまってる印象。悪くはないけど微妙の典型。2019/06/10
マヌヌ2号
6
読むタイミング1ヶ月遅くない? 存在を知ったのが年末なんだからしょうがねぇだろ。ヤマグチノボル作品初読である。えっ『ゼロの使い魔』読んでないんですかと煽りを入れられそうだが実はその通り、読んでないのである。アニメ放送時のぼくはラノベというかそもそも小説をあまり読んでいなかった。さて本作はというと、ボーイミーツガール×アンジャッシュネタ×クリスマスストーリーという感じの内容で無難に良かった。何より文章が心地よく、とりわけあとがきが良い。オイお前本編を誉めろ。いや本編も無論良かったよ。ラスト1ページは特に2020/01/22
ひざこぞう
1
「いつもの感じでお願いします」と言われて書いたんかなと思うくらいにヤマグチノボルのラブコメ。それがいつものあとがき等みたいな文章で綴られる。習作。箸休め的に1,2時間でさらっと読むにはちょうどいい。2014/01/26
菊地
1
追悼その3。もうちょっとクラリスに可愛げがあれば良かったんだけどね……キャラの書き方やイラスト、話運びなど、ちょっと「古いラブコメ」といった感じでしたね。2013/04/15
永山祐介
0
個人的には失敗。コメディのセンスが全然合わず、読んでいて笑えるというよりも痛々しいという感じになってしまって全然駄目でした。2005/12/27
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