朝日選書<br> 海賊の文化史

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朝日選書
海賊の文化史

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  • サイズ B6判/ページ数 352p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022630711
  • NDC分類 209
  • Cコード C0322

出版社内容情報

黒ひげ、キッド、モーガン、ドレイクなど、伝説の「海賊」。文学、映画、アニメに影響を与えた偶像の「海賊」。現代のカルチャーに垣間見られる現象としての「海賊」。博覧強記の著者による、中世から現代までに及ぶ海賊の全史。

内容説明

ヴァイキング、サラセン海賊、バルバリア海賊、サリー海賊、カリブの海賊バッカニア、ホーキンズ、ドレイク、ロロノア、モーガン、ダンピア、エイヴリー、キャプテン・キッド、黒ひげ、アン・ボニー、バーソロミュー・ロバーツ、ラフィットなど、伝説の「海賊」。文学、映画、アニメに影響を与えた「海賊」。現代のカルチャーに垣間見られる「海賊」的現象。古代・中世の伝説から19世紀・現代に生きる文化まで、博覧強記の著者による中世から現代までに及ぶ海賊の全史。

目次

プロローグ“海賊”の四つの様相(“海賊文化”は消えず;海の盗賊;経済―海底の黄金 ほか)
1 海賊の世界史1―神話から大航海時代へ(古代ギリシアの海賊;ヴァイキング;地中海のサラセン海賊 ほか)
2 海賊の世界史2―海賊の黄金時代(イギリス海賊史;カリブの海賊―バッカニア;イギリス海賊史の時代区分 ほか)
3 十九世紀 海賊文化の創生(ロマン主義の海賊;スティーヴンソン『宝島』;ハワード・パイルの海賊画 ほか)
4 現代の海賊文化 情報の海の海賊(秘密情報の海賊国イギリス;イギリスの海賊大将チャーチル;情報海賊帝国アメリカ ほか)

著者等紹介

海野弘[ウンノヒロシ]
1939年東京都生まれ。評論家・作家。早稲田大学卒業後、平凡社『太陽』編集長を経て独立。美術・映画・音楽・都市論・歴史・華道・小説などの幅広い分野で執筆活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

緋莢

13
図書館本。<海があり、船があれば海賊がいた。>古代ギリシア(トロイ戦争のきっかけは海賊の掠奪だったそうな)から始まり、ヴァイキング、バッカニア、キャプテン・キッドなど、海賊の歴史について書いています。有名どころの海賊については、他の本で既に読んでいることが多かったのですが(ただし、こちらの本の方が刊行が先。自分の読む順番のせいなのですが)「Ⅳ 現代の海賊文化 情報の海の海賊」で、「海賊版―複製文化の掠奪」(続く2024/10/06

yooou

3
☆☆☆☆★ さらっと書いてますが海賊の歴史をあちらこちらからかき集めて再構成している大変な労作。文化史の切り口はなかなか斬新でしたが史実の方が充実しすぎてとってつけた感がでちゃいましたかね。2018/06/03

mob

0
改宗者や逃亡者が集まった海賊ユートピアに何か文化の華でも咲いたかと期待したがそういうのは無し。文化は当事者のものではなく、海賊画など後世の話でオマケ程度。 海賊の歴史については非常に網羅的で幅広いが、そのために海賊や寄港地の日常などを掘り下げる余裕がない。「世界の海賊たち」くらいの印象。2020/11/03

ナオ

0
2018/07/28

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