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内容説明
子供向け詠唱教室の教師をしながら、王国詠唱士を目指す青年クラウス。しかし、国家試験に落ち続け、自身を失いかけていたクラウスは、雨の降る帰り道で、道端に倒れこむ少女を見つける。生来、ひとのいいクラウスは、彼女を自宅に連れ帰り介抱しようとするのだが、ずぶぬれの少女の服を脱がせるわけにもいかず、途方に暮れるのであった。一晩たって目を覚ました少女は、エルリーと名乗った。見た目は、類いまれなる美少女なのに、なぜか、尊大で時代がかった口調のエルリーは、強引に居候を決めてしまう。そんな彼女に逆らうことのできない優柔不断なクラウス。彼の平凡な日常は劇的に変わりつつあった…。第16回ファンタジア長編小説大賞で佳作を受賞した、優しさ溢れるアット・ホーム・ファンタジー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
た〜
3
【キャラ重視型】わりと王道なヒロイックファンタジー。主役は割りと普通だけど周りのキャラが良い。2014/01/23
Makos
3
主人公の最後のあれはチートだろ。とか思ったけどキャラもいい感じに立ってるし、登場人物同士の掛け合いもなかなか。ストーリーもいい感じにまとまっていてなかなかお気に入りです。2011/06/21
愁星
3
悪役が世界制服を望んでいるのは珍しいかも。でもノリはドロンジョ様。2010/12/19
しんせかい
2
なんで買ったのか全く分からないけど、読んでみれば案外面白かった本。魔法の詠唱がかっこいい。2004/09/10
夏葉
2
ヘタレがこけつまろびつやけっぱちに頑張ってみる話。 呪文は全体的にびみょーだけどやっぱり〆の詠唱はカッコよかった。 それまでが鬱屈してたから余計に爽快。2011/07/29