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内容説明
フェリスは怒っていた。なぜなら…。あいつは約束の場所に来なかった。リュック七個分のだんごを持ってくれるはずだったのに。ふたりでカッスラーまで逃げるはずだったのに。遅刻したら首を飛ばすと約束していたのに。ライナ・リュートは失踪した。その報せと同時に、ローランド王シオンのもとに、エスタブールに派遣されているクラウからの書簡が届いた。それは『複写眼』保持者が出現し、暴れているというものだった。これはライナの失踪と何か関係があるのか?早速、ライナ捜索隊が出されるが、彼の足取りはつかめなかった…。主人公不在でも物語は進む。アンチ・ヒロイック・サーガ、第七弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろあっと@ラノベ
2
ルシルの言葉や自分の過去、シオンによるライナ抹殺の命令が重なりフェリスの元から失踪したライナ 。ライナ初の魔眼持ちと対峙。少しずつわかっていく神の眼の正体。色々な者の思惑が交差しついにライナは魔眼持ちに連れて行かれてしまった。国から追われることになるのかどうなのか。この出来事で一層シオンは悩むことになるだろう。2025/07/07
YO-HEY@紅蓮ロデオ
2
神の目を持つ彼等の希望になることを決意したライナ。すべての解とは、なにをさすのでしょうかね。2014/08/02
マスクX
1
ライナとシオンの学生時代からの中に明確な亀裂が発生。ライナは単身の失踪と、フェリスの置き去り。一方でクロウの方は人食いの魔眼持ちと相対。これまで複写眼のみとされてきた展開から更に上位の眼まで存在している危険な展開と人間関係と各国の情勢共に混沌さは相も変わらず止まらないのが良かった。ライナのラストは病ませ系を意識させてくれたので、一読者は満足でした。2025/12/08
日向
1
★★★★☆2016/09/12
cgatocairb
1
B2009/06/08




