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内容説明
「私は、叔父上を婿にむかえる!」フランスの大貴族、ブルーメール公爵家の幼い一人娘グリシーヌが結婚を誓った相手。それは叔父のリシャールだった。花を育てるのが上手な、優しい笑みを持つ叔父に、グリシーヌの心は惹かれてゆく。だが、少女の憧れたリシャールは、欧州大戦の戦地へ出征してしまう―(『グリシーヌ編』)。フランスの都、巴里。この美しい街を魔の存在から護るべく戦う巴里華撃団・花組。戦いにステージに、華麗に活躍する乙女たちの笑みに隠された物語が、いま明かされる!あかほりさとるが重厚な筆致で描く、ファン待望の『巴里華撃団』外伝。グリシーヌ編、コクリコ編を収録し、満を持してついに登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sekt
2
二つの短編とつなぎに、欧州大戦の兵器などについてのレクチャー。こうやって読むと、リアルの歴史をきれいに踏まえて蒸気機関についてのみ設定として上乗せされているなぁ~と感心する。だから、安心して創造された世界で遊べるのかも2013/05/25
VC
1
コクリコの人生が壮絶すぎ。コクリコの父ちゃんは子供より奥さんを大切にしすぎだろ。あと、グリシーヌの貴族絶対主義的な考え方はこの戦いが原因か!
Isa
1
二人の過去が以外に悲しいものだと知ることが出来た2010/01/29
えすてい
0
グリシーヌとコクリコの前日譚。エリカ編は刊行されないままフェードアウト。
みるく
0
藤島さんが描いたのかと思ってしまった(^^;2015/08/29