富士見ファンタジア文庫 しろがねの転校生―黄昏の刻

吉村 夜【著】

富士見書房（2004/11発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 318p／高さ 15cm
• 商品コード 9784829116531
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

「あの人、どこかで見たことがあるような気がする…」桧山夕姫はその少年に不思議な懐かしさを感じていた。超能力を持つ少年少女を集めた私立光輪学園にやって来た転校生―古雅銀嶺に。それもそのはず、銀嶺は十年前に生き別れた実の兄だったのだ。だが、透けるように白い肌と銀色の髪を持つ細身の美少年となって、再び目の前に現れた兄に対し、妙に異性を意識してしまう夕姫。そんな複雑な想いを秘めた再会も束の間、夕姫は突如学園に侵入してきた謎の一団に拉致されてしまった！銀嶺とクラスメイトたちは、様々な超能力を駆使して、夕姫救出へと向かう！いきなりＭＡＸボルテージの学園サイキック・ノベルが、今、幕を開ける。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[脂肪分]

文章がおっさん臭い、女子高生が「とにもかくにも」なんて言うか？とか、大上段から説教っぽい話始めたり。

2006/01/19

[ジュン]

学園ファンタジー、アクション有りの王道。主人公の能力は最強みたいだけど、ヒロインの近くでは弱くなる気がする。普通逆じゃないか? 序章のような構成で、謎だらけで終わる……。

2012/09/12

[レッツ拝読]

兄だと分かった途端にデレる妹がかわいい。優等生にしては弱々しい気もするが今後の活躍に期待しておく。騎馬戦わろた。敵の不知火はなかなか格好よい。

2012/07/09

[いけせ＠特異性信者]

古本安めシリーズ。今回は妹編なんだけど・・・あまり妹系統じゃないよね、このキャラ。それと、百道と銀嶺どっちかだけでよかっただろこれ。しかもヒメの弱気がウザイって思っちゃうんだよね、俺。／47点かなあ。戦闘描写は確かに上手いが、面白いかって言われると、うーん・・・。好きなキャラは伊草と早苗。／ただビジュアル的にはどのヒロインもありなんだよねえ。／妹系で甘えるわけでもなし、かと言って女主人公の元気っ子ってわけでもねえし、銀嶺のお調子なとことか、悪魔部分の文章とかがどうよって思っちゃう。

2012/01/24

[永山祐介]

内容は、正直あんまり「面白い！」という感じではなかったのですが、とにもかくにも実の兄妹で恋愛話をやろうという心意気はよし。

2004/11/27