富士見ファンタジア文庫 みなごろしの学園―デビル１７〈１〉

豪屋 大介【著】

富士見書房（2004/01発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 469p／高さ 15cm
• 商品コード 9784829115848
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

変わっていく。変わっていく。僕の身体が、平穏な日常が変わっていく…修学旅行先で遭遇したテロリストを、本人も驚くあざやかさで射殺した黒江徹。天国のお父さんお母さんごめんなさい、お二人の息子は殺人者になりました。その日から、徹の中で、周囲で、何かが変わり始める。身体能力の爆発的な上昇、異性との夢のような交歓、学園で進行する麻薬取引、銃撃戦。暴発寸前の「力」の感触にうながされるまま、徹は暴力とセックスに彩られた夜の学園を駆ける。彼の行く手に待つのは破滅か、孤独な勝利か…爆発的ドライヴ感で疾走する学園ノワールサスペンス。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[爺]

20年以上前に一度読んでいた本作。改めて読んでみると、以前よりもかなり読みやすい印象。中高と大好きで読んでいた平井和正や夢枕獏テイストなエロ＆バイオレンス。今ではWeb発なもの含めかなり性的なラノベも増えているが、これが出たときは衝撃だったなぁ。

2025/05/31

[猫殿宰相]

再読。正直な話、この人の作品は完結さえしてくれれば何もいう事がない。

2009/08/05

[すがし]

全然面白くない。作者の異様に自信のない、薄っぺらな人格がそのまま前面に出てきてしまっていて物語の体をなしていない。ヒロインにもまったく魅力なし

2007/08/01

[永山祐介]

エロ強し。本文の主張が透けて見えるというか、鼻に付きやすいあたり、Ａ君ともども好き嫌いは出そう。

2004/01/21

[Glitter]

ガン・アクション小説。 主人公がホモに犯されるのは流石に笑った。 そして最後にヒロインを二人とも失うことになるとは…… ライトノベルとしてはかなり異色の作品で読者を選ぶ。

2017/05/09