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内容説明
銀の瞳に、銀の髪の少女“天華”は、舞翼で空を旅する遺跡探求者。その正体は、信精帝国の「いらない姫」!「錬精術」が使えぬオチコボレ天華は、自分の居場所を求めて家出中。金の瞳に、白の髪の少女“白華”は、天華の双子の妹姫。精霊巫女の彼女は、神殿の外へ出ることは一生許されない身。双子姫を繋ぐのは“携帯メール”。遠く離れていても、二人はいつも一緒に旅をしていた…!新しさ満載、記念すべき第15回ファンタジア長編小説大賞準入選受賞作。
著者等紹介
ひびき遊[ヒビキユウ]
『天華無敵!』で、第15回ファンタジア長編小説大賞準入選受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
王蠱
5
遺跡に潜り風に乗り、家出姫は世界を翔ける。自分とラノべの出会いになった一冊。10年ほど前の作品だが改めて読んでも本当に冒険の楽しさと気持ち良さが目一杯に詰まっている。デビューしたばかりの作者の文章もいい意味での若さと勢いが内容にマッチ。機械の文明を捨てた世界で過去の遺跡に潜りその知識と情報を手に入れることを生業とする遺跡探究者。ファンタジックな世界と現実とのかみ合わせ方が本当にこの作品は絶妙なバランスだなと再認識。「ナウシカ」を見るとたまにこの作品思い出すのは・・・まぁ仕方ないな(笑2014/02/15
永山祐介
2
色々気になる点はあれど、「天華という少女を生き生きと描く」に関しては成功してるのではないでしょうか。落ち込む事もあるけれど、元気で、前向きで。一緒に居ると、こっちまで元気になるようなそんな少女。それが書けているという点だけで、まあOKかな、という気がするわけです。2003/09/24
七月せら
1
再読です。以前読んだのは6年程前ですが、やっぱり面白い! 遺跡探索はとてもワクワクします。鱗顎族や虫人族など、浮遊都市を構成する奇妙な種族を想像するのもとても楽しいです。2015/03/01
いけせ@特異性信者
1
こういう女の子が主人公で明るく走るのは、アイドライジングを除けば「お・り・が・み」ぶりか。でもここまで活発的な子は初めてかな。いいよね、こういう子。読んでてこちらも爽快になる。内容はまあまあ(+説明不足で間が飛んでる感)だが、8年前の絵にしては可愛いし、かなり好みの絵だ。60点くらいかな。次も読む。ただ、やたら尻をプッシュしてくるのが気になる。2011/09/19
王蠱
1
昔読んだのを古本屋で発見・購入・再読。これ好きだったなぁ。作者は今度別レーベルで新作出すらしいけどそれにも多少期待。2010/11/15
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