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内容説明
「もうすぐね…天界の行く末を左右する一大決戦が始まるのは!」そう、すべての仙術を会得したこのあたしが、叛乱軍なんてギッタギタのコテンパンにしてあげるんだから!そう心に誓う少女の名は緑雨。天界は崑崙に暮らす半人前の仙女だ。平和だった天界に、突然わき起こった大叛乱。お師匠の九天玄女のいいつけを破って戦場に赴いた緑雨だったが、そこに待っていたのは数々の失敗とお師匠の鉄拳制裁。おまけにお供の神獣たちには同情されるやら冷笑されるやら。ああ、こんな調子で緑雨はりっぱな仙女になれるのか?無茶無謀無鉄砲の三拍子揃った新ヒロイン、緑雨の長い旅路が始まった!無謀系中華神仙ファンタジーここに登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みるく
2
帽子ではなく月かな?2015/11/01
K子
1
2003年に刊行された中華ファンタジー。なのですが、残念ながらあまり面白いとは思えませんでした。 冒頭、主人公が本格的に登場する前に設定説明パートだったこと。その主人公緑雨が、登場時点では半人前であまりやる気が無いのは仕方ないのだけど、主人公がこの物語の中で何をするべきなのか、最初に設定説明された天界の何が大事で何を守らなければならないのか、といったものが見えてこないので、やる気の無さにあまり共感できない。ので、主人公のキャラにあまり魅力を感じることができなかった。キャラについて追加で述べておくと、2021/12/18
真塚なつき(マンガ以外)
1
再読。中華神仙ファンタジー。お気楽単純あほうでがさつな下級女仙の緑雨がどたばた頑張る。虹とのやりとりは参考になった。単冊で考えると構成に難あり、これは序章で伏線回収はない。ここからが物語の始まりなのに、続きが出ず彼らのどたばた道中が読めないのは惜しい。2010/08/23
坂縞
0
続きが出ない・・・