富士見ファンタジア文庫 借金だらけの魔法使い―ハーモナイザー・エリオン

吉村 夜【著】

富士見書房（2002/11発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 321p／高さ 15cm
• 商品コード 9784829114742
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

「まず契約料としてひと月ごとに金貨百枚貰うわ。それとは別に何か私に仕事を命じたら、報酬をその都度金貨一万枚。わかった？」「えええええええええええ？」魔神の提示した条件に、エリオンはしばし頭が真っ白になった…。新米魔法使いのエリオンは、魔物と金銭契約を結んで使役する、自称天才調和術師。彼の目的はこの術を使って大金持ちになること。そのためには、強力な魔物と契約して大きな仕事をするのが手っ取り早い。そこで、エリオンは炎の魔神を呼び出したのだが…現れたのは見た目は可愛らしい魔神の娘であった。しかし、彼女の口から出た契約条件は―。借金地獄火の車ファンタジー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[みるく]

富士見ミステリー文庫で『真・女神転生』を書いていたとは。＞巻末広告

2015/10/27

[(▼皿▼)<デデンデンデン]

最高。「何事にもお金はかかる」という実も蓋もないドタバタ騒動ファンタジー。やっぱり主人公のキャラに好感が持てる作品が好きだな。話のバランスが凄く良くて、無茶やっているんだけどそれでも最後まで目が話せず読ませる面白さがあった。日常の描写がしっかりしているので、主人公が金策に走り回っているだけでも十分ににやにやできる自信がある！

2009/09/25

[愁星]

魔法使わないんですね。根拠も無く天才と自称する新米調和術師の金に汚い言動が見苦しい。

2011/01/29

[ささら餅]

10年ぶりくらいに再読。 やっぱり好きだ、大好きだ！召喚、使役、って言っても色々種類があるのがたまらんよなぁ。

2010/06/12

[猫殿宰相]

好きなシリーズ。