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内容説明
十六世紀、フランスの首都パリ。この街はクリスマスのお祝いで賑わっていた。両親の敵である殺人鬼を、凄絶な死闘の末倒した、吟遊詩人の少女マリーも、久々の楽しいクリスマスを過ごせるはずだった。だが、再びパリの街を、そしてマリーを悪夢が襲う!パリ市民を恐怖させた無差別大量殺人事件。その犯人は、クリスマスに上演される寸劇の登場人物に扮した五人の“仮装者”たちだった。マリーも彼らに襲われ、なんとか逃げ出したものの、その最中、ある男と再会する。その男はマリーの秘密―第三の腕“アンジュ”のことを知っていたのだ!過酷な運命が、マリーを修羅の道へと誘う。彼女の安らぎはいつ訪れるのか?ゴシック・サスペンス・ファンタジー第二弾。