時代小説文庫 真田一族の陰謀

松永義弘

富士見書房（1988/10発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 260p／高さ 15X11cm
• 商品コード 9784829111574
• NDC分類 913.6

感想・レビュー

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真田一族というよりは真田昌幸の陰謀。信幸と幸村も登場するが陰謀は昌幸が主（十勇士も登場）。武田家滅亡から始まるが、よくある真田ものと違うのは勝頼を岩櫃城に誘ったのと名胡桃城の件の意図がちょっと違う。昌幸の慎重さと大胆さの性格が信幸と幸村に別々に受け継いでいるのは確かに面白い兄弟だなと思う。真田に関わらないところは悉くカットしているのである程度戦国に詳しくないとさっぱりわからないだろうなあ。

2016/11/22