時代小説文庫<br> 戦国武州むらさき帳

時代小説文庫
戦国武州むらさき帳

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  • サイズ 文庫判/ページ数 324p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784829111536
  • NDC分類 913.6

内容説明

“鉄砲を打て”隆貞が低く命令した。銃兵は火縄の火を吹き銃を構えた。その時、笠戸城の大手門が開かれ、一つの灯が進みでた。小人数の女ばかりの行列。笠戸城主信光の母沙和であった。敵の城主の母を妻に迎える事にした岩窪城主隆貞。その子小太郎は初め反発するが、次第にその人柄と美しさにひかれていく…。そして上杉謙信との戦いも始まろうとしていた。表題作他、竹中半兵衛と妻真那姫千弥との物語「高嶺の霞」「野の花と軍師」等、井口文学の真髄をあらわす清冽な秀作集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タケ

1
さわやかだったり重かったりする短編集。吉川経家が登場する『妖童記』は好き嫌いが分かれそうだなぁ…。『高嶺の霞』と『野の花と軍師』が半兵衛の話。個人的には真那姫の方が好きだ。真那姫=シェリル、千弥=ランカ的なイメージ2012/01/17

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