時代小説文庫<br> 江戸は花曇り

時代小説文庫
江戸は花曇り

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  • サイズ 文庫判/ページ数 292p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784829111451
  • NDC分類 913.6

内容説明

「捜し当てたぞ、うぬっ!」旅支度のやつれた町人姿は夫・増淵雄次郎であった…。とよ美の祖父・具島素軒と学問上対立し破門され、大塩平八郎の乱に加わって長い間、音沙汰なかった夫がとよ美の眼前にいた。生きるため公儀金座改役の後藤三右衛門の囲い女となっていたとよ美の驚き!薄倖なとよ美の運命を描いた表題作他5篇収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちゃこ

2
【収録作品 6編(初出誌)】「江戸は花曇り」(『大衆小説』昭32年3月号) 「こわれた夜」(『大衆小説』昭32年9月号) 「ほくろ供養」(『大衆小説』昭33年12月号) 「秋化粧」(『読切倶楽部』昭33年10月号) 「鬼退治」(『読切傑作集』昭30年3月号) 「泥の街」(『大衆小説・夏季増刊号』昭31年) 解説:石井冨士弥 /岡場所もの、医者・学者もの、捕物風物語など江戸を舞台にしたバラエティに富んだ短編集。「鬼退治」が良かった。ちなみに作者・井口朝生さんの父は山手樹一郎さん。 /[2014ー077]2014/04/18

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