内容説明
ぼくは犬のハロルド。かいぬしのモンロー一家とねこのチェスターといっしょにくらしてる。あるばん、わがやに新いりのうさぎがやってきた。やがてみょうなことがおこりはじめた。キッチンにまっ白なやさいがころがってるんだ。チェスターは「あいつは吸血鬼だ!」と大さわぎ。さて…?犬とねことうさぎの三びきがくりひろげる、ゆかいなものがたり。小学校中学年から。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
26
児童書。英語版を読んだので、訳が気になってこちらも読む。英語版だと「steak」と「stake」を混同しちゃうところを、訳では「張り付けの刑」と「肉を貼り付け」にしていて、すごい!と思いました。こんな訳、わたしには思いつきません。比べて読むのも面白かったです。2020/03/05
ヴィオラ
7
「ドラキュラ映画を見に行った時に見つけたから」という単純な理由でバニキュラと名付けられてしまううさぎw 一応、ルーマニア語の書かれた紙切れと一緒に見つかったとか、閉まっているはずの籠から夜中に抜け出しているっぽいとか、家にあるトマトが朝になると色素が抜けて真っ白になっているとか、怪しいっちゃ怪しいんだけれども、あくまで状況証拠だけ。子供向けだからか、特に深く突っ込むわけでもなく、「なぞのうさぎ」が結局最後まで謎のままw ドタバタと右往左往する猫の姿を楽しむべしw2020/12/27