内容説明
SFを知っていますか?SFは、英語のSience Fictionの頭文字で、空想科学という意味です。人間は昔から、たくましい想像力で、すすんだ未来のすがたを小説に書いていました。そして、その多くはいま、現実のものとなっているのです。さあ今回は、SFの世界と科学の世界を行ったりきたりしてみましょう。
目次
SF小説の世界
未来を予言する
宇宙への旅
宇宙でくらす
月の人々
宇宙に住む
SFが現実に
小説の中の銀河帝国
星への旅
ほかの文明をもとめて
SF作家の書く未来
宇宙戦争
SFと科学の世界
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
詩 音像(utaotozo)
31
1991年刊。SFアイデアの起源と現実世界が追いついた時期など、基本的なことがまとめてある。「冷暖房のある超高層ビル」の実現が1930年であった、という事実(SFでは1875年ヴェルヌが29世紀世界の描写として)は思わぬ収穫。1925年原著の「グレート・ギャツビー」を読むたびに、豪華ホテルの部屋へ行っても、暑さにうだりながら冷たい飲み物のサービスを受けるのが関の山、という描写があり、ニューヨークの摩天楼で働く人は真夏の熱気をいつまで耐えていたのか?という疑問に答えが出たという次第。2017/04/10
アナクマ
21
こんな本があったとさ。字数は少なめだが、アシモフの肉声が聞こえる。日本語版は91年刊。◉「古代ローマの時代から、作家たちは、月へ旅することを考えてきました。SF作家は、小説をもっとたのしく、自由に書きたいと思っています。ほんとうになったこともたくさんあります」◉「もし、銀河系に、すすんだ文明をもつ星がたくさんあるとしても、おたがいに、そのような文明があることを知らないでしょう。その生物が、この大きな宇宙で、わたしたちをみつける可能性は、とてもとても小さいのです」2023/07/22
llll'
0
2016/11/29
すがし
0
いくらなんでもあまりに手抜き。アシモフはもう少し仕事を選んでほしい2010/06/09
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- 和書
- ブリスさん