内容説明
「良識的」なおとなたちの度肝を抜いたプレスリーの登場、ウッドストック・フェスティバルの熱狂、ハードロック、プログレ、パンク、そしてジョン・レノンの死―村上龍、山川健一、吉本ばなな、忌野清志郎、中沢新一、大貫憲章ら16人がくり広げる、ロックエッセイの饗宴。
目次
吠えるバラッド(泉谷しげる)
10年ゴム消し(忌野清志郎)
「ペット・サウンズ」の背景(山下達郎)
ロック・グループの世界(吉本隆明)
「地平線の階段」をのぼる(中沢新一)
3年目の12月8日に(松村雄策)
無敵のサザンオールスターズ(村上龍)
黒い雄牛とハミング・バード(山川健一)
ブルーハーツについて(吉本ばなな)
エルヴィスへの挽歌(湯川れい子)
ウッドストック・フェスティバルの熱狂(北中正和)
クリーム結成までの道のり(水上はるこ)
すべてはここから始まった(森脇美貴夫)
白い暴動―クラッシュ(大貫憲章)
アル・クーパーの方法―都市の真唯中で(渋谷陽一)
僕の中のピンク・フロイド(伊藤政則)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山田太郎
36
多分昔読んでるはずだけど、まるで記憶になし。30年前くらいの本ですが、あんまり古めかしい感じがしないと思うけど。なんだかんだと渋谷陽一好きだなと。ロッキングオンで働きたかったな、なんで受けなかったのかな、大学生の時。頭真ん中から髪の色が真っ二つの姉ちゃんとまた電車が一緒。マジンガーZでそんなのいなかったか、半分男半分女のやつ。2019/10/10
ぼっせぃー
0
解説が一番マシ。山川健一「黒い雄牛とハミング・バード」も一応読める。しかし残りの収録作はことごとくひどい。2011/11/23
bookcustomer
0
80年代末頃の出版と思いますが、渋谷陽一に才能がないと桑田佳祐が言われたり、またこの頃に泉谷しげるがセルフカバーのCDを出してますが、その春夏秋冬がU2してると桑田佳祐が言ってますが、U2のwhere the streets have no nameとサウンドが同じですが、またこの頃にその泉谷が吠えるバラッドというCDも出してますが、自意識過剰は無視されるか?や俺とお前が入れ替わるや都会では誰もが匿名希望者やチャンスをくれた分の絶望が身体を擦るように纏わりつくなどの詩がありましたが